Mattが徐々に見せ始めた音楽活動の隠された“実力”

 俳優で歌手の城田優が2月24日、4都市ツアーを都内でスタート。恋人との出会いから結婚までをイメージした楽曲をそろえ、宇多田ヒカル「First Love」など、16曲を披露した。

「愛のかたまり」(KinKi Kids)では、番組共演で知り合ったタレントのMattが登場。城田の歌声に合わせ、得意のピアノ演奏でコラボ。城田はMattに対し「俺より目立ったっちゃダメ」と言い観客を笑わせていたが、最近のMattは音楽でも目立ち始めている。

「昨年11月、ジェジュンのライブでピアノを演奏し、昨年末のNHK紅白では天童よしみとピアノでコラボしています。また、今年1月には『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演。自身が作詞作曲した『予想もつかないStory』を歌い、ネット上では《上手すぎてヤバイ!》と評判になりました」(芸能ライター)

 実は彼の音楽的才能はすごい。子供のころ、父の野球解説者・桑田真澄氏がヒジのリハビリのために弾いていたピアノの影響を受け音楽を始め、中学校では吹奏楽部でドラム・フルート・アルトサックスを担当。音楽推薦で入った高校でも吹奏楽団に入団し、アルト・ソプラノサックスを担当。3年のとき団長として参加した「第52回東京都高等学校吹奏楽コンクール」で金賞を獲得している。

「芸能界でも歌をやりたかったそうですが、メイクのほうが先に注目されてしまい、そちらで忙しくなってしまったそうです。芸能活動が落ち着いてきた今年は、音楽に力を入れていくのではないでしょうか」(前出・芸能ライター)

 最初はイロモノ的に捉えられたMattだが、アーティストとして評価される日も遠くはないかもしれない。

(鈴木十朗)

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