壇蜜、喜多村緑郎の“不貞騒動”を賢く斬ったコメントに見る唯一無二キャラ!

 タレントの壇蜜が2月16日放送の「サンデージャポン」(TBS系)に出演し、女優の貴城けいを妻に持ちながら鈴木杏樹との不貞に走った俳優の喜多村緑郎について言及している。

 昨年11月に漫画家の清野とおる氏と結婚した新婚ホヤホヤの妻・壇蜜は、夫からの裏切り行為を受けた貴城の心境がどのようなものか、妻としてその見解を問われると、「ちょっと待ってくださいよ。同じ配偶者でも、かたやタカラジェンヌですよ。かたや、エグめのグラドルです。一緒にされたらけいさんが可哀想」と自虐を交えてコメント。

 自身と貴城ではその立場が根本的に異なると前置きし、「こんだけ自分がエグいことやってきたから、そうなっちゃったら、(仕方ない)ですよね…って」「違うじゃないですか、お立場が。そりゃ(不貞されたら)ショックですよ。しかも、続報まで流されて…」と、これまで際どいグラドル撮影に挑んできたことから夫に負い目があることを示唆したが、それでも不貞をされることの辛さには共感している。

「立場としては貴城けいと異なると自虐発言をしながらも、1人の妻としては共感できるとコメントした壇蜜。芸能界では、グラドルとしてデビューした過去を隠したり、後に水着撮影を後悔するような発言を残す“元グラドル”女優なども散見されますが、壇蜜は客観的に自らのキャリアや立場を捉え、相手を立てつつ、周囲が笑えるような隙を含ませるコメントを出せるのが強みでしょう。映画や写真集では“フルの一糸纏わぬ姿”を披露していますが、『エグめのグラドル』というユーモアに富んだ的確な表現をした壇蜜には『やっぱり頭の良い人。完璧な自己プロデュースができているがゆえに出ている言葉』『自分をよく理解されての発言。素直だし、派手さもなくて、好きなタレントさん』『謙虚な気持ち。相手を立てる。場を和ませる。素晴らしい』と絶賛の声が集中。単に自分の存在を過剰に下げるだけでなく、笑いも取りつつ貴城の心情にも気遣いを見せたコメントを短端にまとめられるのは、壇蜜がただの“艶タレント”では終わらない理由を物語っているといえますね」(テレビ誌ライター)

 39歳となった壇蜜だが、現在ではその達観した冷静さやスマートな返しがタレントとしての武器になりつつあるのかもしれない。

エンタメ