大阪「タクシー強盗」でサラリーマン逮捕…他人事じゃない忘年会の悪酔い!

 12月21日未明、大阪市東住吉区でタクシー運転手に暴行し、金を払わず逃げた男2人が逮捕された。男たちは忘年会帰りで酒に酔っていて何も覚えていないといい、批判が殺到している。
 
「強盗の疑いで逮捕されたのは大阪市在住の会社員の男2人で、タクシー乗車中に『走れ、走れ、殺す、絶対殺す』などと言い、運転手の男性の左肩を殴る暴行を加えた上、乗車料金2210円を踏み倒して逃げました」(社会部記者)

 警察によれば、ニュースでドライブレコーダーの映像を観た容疑者が、「あれは自分」と警察に電話し、自ら出頭。2人は20日の夕方頃から忘年会に参加して、かなりの量の酒を飲んでいたそうで、取り調べに対して罪を認めているものの事件のことは「覚えていない」と話しているという。
 
 これに対してネット上では、《当然会社はクビだろうし、本当にバカだな》《たった2000円で人生終了とは‥》《ドライバーに暴行した映像も名前もネット上に残り続けるから詰んでる》など厳しい現実を指摘する声が多く、一方で《自分も酒で記憶を無くすことがあるから忘年会は気をつけよう》との意見も見られた。
 
「忘年会や新年会で酒に酔って事件を起こしたり、事故に巻き込まれたりするケースは少なくありません。上司と飲む緊張感や仕事が休みに入る開放感でついつい飲みすぎて泥酔してしまう人も多いので、人ごとだと思わず注意した方がいいでしょう。どうしてもお酒を飲みすぎてしまう人は、アルコールと同じだけ水を飲むと酔いにくくなるので、チェイサーを用意することをオススメします」(フリージャーナリスト)

 せっかくスルーせずに参加した忘・新年会で、自己管理はスルーしないようにご注意を。

(小林洋三)

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