フリーアナウンサーの大橋未歩が11月8日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)に出演し、テレビ東京時代に参加させられていた忘年会を振り返っている。
この日の放送では、コロナ禍における忘年会の在り方について取り上げ、スタジオで“職場の忘年会が必要かどうか“を議論。これに、2002年から2017年までテレビ東京で超人気アナウンサーとして君臨していた大橋は「正直、サラリーマン時代は辛いなぁって思ってましたね」と本音を漏らす。
大橋は、当時の忘年会では性的ハラスメントやパワハラが横行していたと明かし、タレントのマツコ・デラックスが「今は少なくなったのかな? スポンサーさんとかの接待の席とかに呼ばれるんでしょ?」と質問。大橋は「そうなんです。生け贄。言葉は悪いですけど、本当に生け贄と思っていた時期もあります」と嘆いている。
ただ、現在では「そういう営業さんのおかげでご飯を食べられているわけだしって」と考えるようになったようで、「そういう時もありましたけど、コロナで(忘年会が)なくなってみると、飲み会って大事だったんだなって思うんです。コロナが明けてから何回かあったんですけど、1回飲むだけで仕事がすっごいしやすいんですよね。今は逆にありがたみを感じてます」とも話していた。
「テレ東の顔として人気No.1アナだった大橋ですが、その反面、苦労も多かったようで、同番組の2020年11月放送回でもテレ東時代のエピソードとして『これを言った人は社員でもないし、制作会社の人でもないんですけど、“視聴率の悪い曜日を担当しているアナウンサーはスカートをはけ“と言われたことがある』とも暴露していました。今回の“生け贄“発言については、《気の毒に。断れない性格にあぐらをかくおじさん達は多いよね》《嫌な思いされたんだと思います》《いくら営業だからってそれを強要するのは違う》《昔は本当に酷かったと思う。お客ならまだしも、会社内での性ハラも昔は相当酷くて、本当に生け贄の表現がピッタリだと思った》と同情する声が寄せられ、《コロナの影響で忘年会や無駄な飲み会がなくなって、喜んでる人はかなりいると思う》《生け贄。本当分かる。私も職場の飲み会行きたくない》などと大橋に共感する人も多かったです」(テレビ誌ライター)
テレ東時代の“不条理な思い出”の告白が続く大橋のトークには、同局も冷や汗を流しているかもしれない。
(木村慎吾)