ファンが悲鳴!「笑わない男」稲垣啓太が東京で見られないってホント?

 テレビをつけると「また出てる!」と引っ張りダコなのが、ラグビー日本代表のメンバー。W杯が終わっても人気は衰えるどころか右肩上がりで、その証拠に12月11日に東京・丸の内で行われた日本代表メンバーたちの「ファン感謝パレード」には、平日の昼間なのに沿道に5万人が詰めかけた。

「バスなどに乗って移動するパレードではなく、代表がいくつかのグループに分かれ沿道のファンの前を歩いて移動するという斬新なものでした。優勝パレードではありませんから、むしろファンに近いラグビー日本代表らしい試みだとおおむね好評だったようですね。それにしても驚いたのは、普段の試合会場とはまるで逆、集まった人たちの7~8割が女性だったこと。平日のランチタイム効果もあったかもしれませんが、早朝に北海道からやって来た女性ファンもいたように、選手たちはまるでイケメン芸能人のような黄色い声を浴びていました」(スポーツライター)

 沿道に並んだ長年のラグビーファンが「違う星に来たみたい」と目を丸くするほどの歓声を浴びた選手たちの中でも、特に人気だったのが“笑わない男“としてすっかり有名になった稲垣啓太選手。ファンからは”ガッキー“と呼ばれ親しまれている稲垣選手、そんな彼を「しばらく東京で見られないかも…」と一部のファンは心配しているのだとか。

「来年1月12日に日本代表のメンバーたちが所属する各チームで戦う、ラグビーのトップリーグが開幕します。稲垣選手は、福岡堅樹選手、堀江翔太選手らと同じパナソニック・ワイルドナイツに所属。でも、同チームは埼玉県の熊谷ラグビー場が主戦場のため、都内での試合が多くはない。現在は3月の第10節までのチケットが発売されているようですが、ガラガラが当たり前だった例年に比べるとどの会場も前売り券の売り上げは好調。特に交通アクセスのいい東京・秩父宮ラグビー場のカードはどれも大人気だそうです。その中でも、発売と同時にまたたく間に完売したのが開幕戦以外では3月に行われるパナソニックの試合。あまりの売れ行きに、座席スペースを拡張するなどして、12日に自由席が追加発売されたのですが、これも発売から数分でソールドアウト。2月に町田市で行われる試合も追加発売が同じく瞬殺状態。今まで完売などありえなかった神奈川県相模原市の試合まで、もう1枚もチケットは残っていません。そんなこともあって、ラグビーのチケットを取り慣れていない新規ファンから『もう東京では“笑わない男”が見られない』という悲鳴があがっているというのです」(前出・スポーツライター)

 来年夏の代表戦も五輪の影響で今のところ首都圏開催はなし。とはいっても、これはあくまでファンの数が圧倒的に多い東京の話。地元・熊谷の試合ならまだ入手可能だとか。それでも去年までなら当日にふらっとガッキーや福岡クンの試合を見に行けたのに、古くからのラグビーファンはうれしいような、寂しいような…。こんなに人気では、いつまでたっても稲垣選手は笑わせてもらえないかも?

(飯野さつき)

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