日清ヨークが11月5日から発売する「あの日飲みたかった もも缶シロップ」が、甘党の注目を集めている。
同商品は中高年世代が幼い頃によく食べていた「黄桃缶」のシロップの味わいを再現した清涼飲料水。もも缶シロップの甘みをベースに、黄桃のフルーティーな風味を加え、ごくごく飲める味わいに仕上げられているという。
実は同社は今年2月に「あの日飲みたかった みかん缶シロップ」を発売しており、「もも缶シロップも作ってほしい」との要望が寄せられたことから、今回の“もも缶バージョン”が誕生した。缶詰のシロップは子どもの頃、誰もが一度はゴクゴクと飲んでみたいと思ったものだが、あまりの甘さに親から禁止されていたという人も多い。大人になった今、周囲を気にすることなくグビグビと飲みたいところだ。
同社では「『缶詰のシロップを思いっきり飲んでみたい』という幼い頃の夢を、大人になった今、この商品で叶えてください」と呼びかけている。果たしてどんな味なのだろうか。
フードライターが語る。
「先に発売された『みかん缶シロップ』は、中高年世代を中心に『まさに人類の夢』と、大きな話題になりました。ところが実際に飲んでみると、子どもの頃に飲んだシロップとは少々異なり、むしろ紙パックのみかん系飲料に近い飲みやすさでした。もっとも、シロップの味わいそのままでは、いくら甘い物好きでもゴクゴクと飲むことは難しい…。あくまで雰囲気を楽しむ商品といえるでしょう」
少しでも懐かしさを感じられれば十分だ。
(ケン高田)
※写真はイメージ