チームの精神的支柱の堀江翔太(33)には、意外な過去があった。
「【5】若手時代はナンバーエイトのポジションで、オールブラックス(ニュージーランド代表の愛称)に入りたかったんです。実際に留学もしましたが、通用しなかったことでフッカーに転向。W杯開幕前には首を手術し、左手の握力は9キロまで落ちました。リハビリでは、趣味のウクレレを弾いて握力を戻したそうです。愛車のワーゲンバスは冷暖房がないため、冬は助手席に練炭を置いています。ただ、窓を閉め切っていると一酸化炭素中毒になるので、完全には寒さを防げない」(専門誌記者)
ドレッドヘアは奥さんがユーチューブを参考にして手入れしているという。
海外メディアから「ジャパニーズマフィア」と呼ばれる【6】コワモテの稲垣啓太(29)は、チーム一の理論家だった。
「ラグビーに詳しくない記者もいるので、試合が終わったらみんな稲垣に話を聞きに行くんです。嫌がる顔を見せず、親切丁寧に説明してくれるジェントルマン。子供は嫌いじゃないのですが、接し方がわからないので、結婚しない宣言をしています」(スポーツ紙記者)
大多数のプロ選手で構成された代表の中で、会社員なのが中村亮土(28)だ。
「【7】サントリーの営業マンで、営業成績はトップクラス。月のノルマも1週間くらい早く達成する、部内のエースです」(スポーツライター)
アイルランド戦で逆転トライを決めた福岡堅樹(27)は、祖父が医師で父は歯科医の一家に育ち、引退後は医者の道を目指す。
「医学部を受験するため合宿中も勉強しています。【8】50メートル走5.8秒の韋駄天は女性にもモテモテ。『彼女がいなかった時期がない』と周囲に漏らすほど、手も早い」(専門誌記者)
同じくスピードスターのレメキ・ロマノラヴァ(30)は、引退後は実業家になる夢を持っており、
「ニュージーランド出身で、日本人の妻と結婚した4児の父。【9】将来のために家を4、5軒持っていて、不動産業をする予定。単純にカッコイイという理由で、背中にはタトゥーではなく、鯉の刺青が入っていると聞きました」(スポーツライター)
3大会連続出場を果たした166センチの小さな巨人・田中史朗(34)は、大会中に美女タレントとの親類関係が発覚した。
「【10】女優の酒井若菜(39)がツイッターに『実は田中史朗選手、親戚』とつぶやいたんです。正確には奥さんの親戚で、会ったことはないそうですが、田中も書き込んでくれたことを喜んでいました」(スポーツ紙記者)
思わぬラグビーフィーバーの余波があったようだ。