「ポケモンローカルActs」ご当地“推しポケモン”活況でガイド本がバカ売れ!

 全国の「推しポケモン」が登場する「ポケモンローカルActs」が注目を集めている。

「9月10日に発売された旅行ガイドブック『るるぶ ポケモンローカルActs』(JTBパブリッシング)は、予約段階でAmazon の売れ筋ランキング、楽天ブックス (旅行・留学・アウトドア)日別ランキングで1位を獲得していましたね」(情報誌ライター)

「ポケモンローカルActs」は2018年にスタート。各地域とポケモンがコラボし、それぞれの地域に「推しポケモン」が登場。推しポケモンのイベント出演やスタンプラリーの実施、コラボグッズの販売などで観光PRし、地域とポケモンそれぞれのファン増加を目指す取り組みだ。

 現在、1道10県で「推しポケモン」が活動しており、その顔ぶれは北海道(ロコン、アローラロコン)、岩手県(イシツブテ)、宮城県(ラプラス)、福島県(ラッキー)、福井県(カイリュー)、三重県(ミジュマル)、鳥取県(サンド、アローラサンド)、香川県(ヤドン)、長崎県(デンリュウ)、宮崎県(ナッシー、アローラナッシー)、沖縄県(ガーディ)となっている。

「また『推しポケモン』がいないところでも、ポケモンのマンホール『ポケふた』が全国で350枚以上設置されています。『ポケモンローカルActs』は営利目的ではないためライセンス使用料は発生しない。そのため各地域がどんどんコラボして、観光や県産品のPRにつなげているわけです」(同)

 前述の「るるぶ ポケモンローカルActs」の巻頭特集では、「ポケモン旅でしたいこと7」と題して、「乗り物」や「公園」、「コラボ商品」、「宿泊」などポケモン旅で絶対おさえておきたい7つのテーマを紹介している。日本各地の「推しポケモン」に会いに行く“ポケモン旅”を楽しみたい人に同書はおすすめだ。

(鈴木十朗)

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