戦略ミスか!「メンズビオレ」ポケモンデザイン3種に「売れ行き格差」

 これまで様々な商品が人気アニメとコラボし人気になっている。アニメファンの多くはお宝グッズ、レアグッズのひとつとして、商品をこぞって購入する傾向が強いからだ。

 花王の男性スキンケアブランド「メンズビオレ」が数量限定で発売した「ポケモン」デザインも、そんなコラボ商品のひとつだ。

 5月18日より数量限定で発売されているのは、「メンズビオレ 顔もふけるボディシート」。伝説のポケモン「ファイヤー」「フリーザー」「サンダー」が描かれた3種のデザインで、内装パッケージは外装とは異なるデザイン、さらに内装の取り出し口のシールをめくると、「▶ふきとる」というコマンドのような文字が現れる。またポケモン図鑑のように、3匹のタイプ、高さ、重さ情報も記載され、ファンの注目を集めている。

 限定販売ということもあり、ポケモンファンとしては3種全てをコンプリートしたいところだが、実は売れ行きに大きな差があり、一部には「販売戦略の失敗」という指摘もある。一体どういうことなのか。

「ドラッグストアやスーパーなどの商品棚を見てみると、『フリーザー』だけが売れており、実は他の2種類は売れ残っているというパターンが多いのです。中身は全て同じなのになぜと思うでしょうが、その理由はパッケージにありました。『フリーザー』はポケモン図鑑では、“れいとうポケモン”に分類されており、空気中の水分を凍らせ、吹雪を作り出すことができるのが特徴。ここ最近、猛暑日が続いており、消費者はクールなイメージで購入しているようです。一方、『ファイヤー』は“かえんポケモン”で、炎をまとった姿をしています。同じ中身とはいえ、どことなく暑苦しい感じがしてしまうのかもしれませんね」

 たしかに3種類を並べて見ると、フリーザーはより涼しそうに見えるのはたしか。商品は当然のことながらポケモンファン以外も購入するわけで、戦略として疑問の残る例となってしまったようだ。

 ポケモンにはほかにも“水の温度が下がる”「ジュゴン」や、“マイナス200どのれいきをあやつる”「レジアイス」など、クールなイメージのモンスターがいるが、これらをキャラクターに採用していれば、真夏の売り上げに大きく寄与したかもしれない。

(ケン高田)

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