IKEAの「まな板」が大人気! 理由はオーディオマニアの意外な使い方が大ウケで…

 最近、SNS上で話題になったのが、スウェーデンの家具大手IKEAの「まな板」だ。

 竹製のまな板「APTITLIG アプティートリグ」(税込み1999円)は45センチ×36センチサイズで厚さは3センチ。これが、まな板以外の用途で大ウケとなったのだ。

「スピーカーなど機材の下に敷き、振動を吸収して音響設備本来の音を引き出すオーディオボードして使えると、オーディオマニアに受けているんです。実際、IKEAの公式オンライショップのレビューには2019年ごろから『オーディボードとして使用している』との書き込みがいくつもあり、『素晴らしい音質です』『スピーカーやアナログプレーヤーの台としてたいへんコスパがいいです』『厚み、重量があり純木製のボードよりコスパ高いと思います』など称賛の声が寄せられています。そんな本来の目的とは違う使われ方が最近、SNS上で注目されたようです」(生活情報誌ライター)

 こういった本来の用途とは違う使用法で注目された製品といえば、山善の食器乾燥器。こちらはプラモデルの乾燥用として使い勝手がいいと、今もマニアの間で人気を集めているようだ。消費者側の柔軟な発想は面白いが、メーカー側は思わぬ使い方にハッとさせられているのではないか。

(鈴木十朗)

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