“逆輸入ココイチ”って何だ!日本に2店舗のみ「ココイチワールド」の別格メニューとは

「最強だと思う『カレーチェーン店』ランキング」でトップに輝くなど、今や世界中にファンがいるカレーハウスCoCo壱番屋。

 8月25日放送の「日曜日の初耳学」(TBS系)では、シンガーソングライターの米津玄師が「ココイチが世界で一番うまいカレーだと思う」と告白し、大きな話題になった。

 そんな中、「ココイチ通」が今いちばん行ってみたいという店舗が、東京・京橋と名古屋にある「ココイチワールド」だ。正式名称は「CURRY HOUSE CoCoICHIBANYA WORLD」といい、ジャパニーズカレーの伝道師的な存在である「オムカレー」をはじめ、海外の店舗でしか味わえなかったメニューを食べることができるのだ。

 実際の店舗を訪れてみると、内装を含めいつものココイチの雰囲気は一切感じられない。それもそのはず、海外店舗のデザインを取り入れ、いつものココイチとは違った雰囲気で食事を楽しんでほしいというコンセプトなのだとか。では肝心のカレーはどんな味なのだろうか。

「海外の店舗では地域によって異なる食文化・食習慣に配慮して、食肉由来の原材料を使用せずポークでもビーフでもない海外専用のカレーソースを使用しています。また盛り付けも楕円状のプレートの端にライスが盛られ、その周りにカレーソースが配置されるなど、ここでも日本のココイチとの違いが見られます。嬉しいのは白米ではなくターメリック色のスパイスライスになっていることで、これだけでも高級感が感じられますね。味は見た目よりもかなり淡泊でスッキリとした味わい。ファンが一度は食べてみたいというのも納得です」(グルメライター)

 惜しむらくは、もともと高価格帯のココイチよりもさらに値段が数百円高いこと。そこは別格メニューと割り切って、いつもよりちょっと贅沢な気分を味わってみてはいかがだろうか。

(ケン高田)

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