「約束をハンコにした」上村彩子アナ、まさかの誤読で「公開処刑」の屈辱

 TBSテレビの上村彩子アナウンサーは今年で入社9年目。堅実なアナウンス力を武器に、「JNNニュース」や「Nスタ」をメインに、報道畑で活躍する人気アナウンサーだ。「報道特集」では22年4月よりサブキャスターを務め、同番組の膳場貴子キャスターの後継者とも言われる。

 そんな上村アナが12月2日放送の「報道特集」に出演。冒頭の「報特NEWS」でイスラエル情勢を伝える際、原稿を誤読し、視聴者の間では《まさか上村アナが》《信じられない》といったリアクションが寄せられていた。

 12月1日、イスラエル軍はイスラム組織ハマスとの戦闘を再開。上村アナは、夜間に爆撃が行われている模様を「大きな爆発音とともに闇を照らすオレンジの光」と伝え、よどみなくニュース原稿を読んでいく。死亡者は184人、負傷者は589人にのぼり、ほとんどが女性や子供だったという。その後、アメリカのブリンケン国務長官の「(停戦が)終了したのはハマスのせいです」とのコメントを紹介。上村アナは11月30日にパレスチナ人の男が民間人に向けて発砲し、3人が亡くなったことに触れて、「ハマス側が非道なテロ攻撃を行い、約束をハンコにした」と伝えた。テロップでは「約束を反故にした」とあったことから、「反故」を「ハンコ」と誤読してしまったようだ。

「上村アナが『ハンコ』と呼んでしまった直後、『ホゴ…』と指摘する女性の声が聞こえました。注意したのは、おそらく隣で聞いていた膳場キャスターかと思われます。その後、ニュースコーナーはそのまま進行し、岸田総理の支援の動きを伝えました。VTRが終わると、上村アナはやや同様した面持ちで、『先ほどのニュースで、ブリンケン長官は先月30日』と再び最初からニュース原稿を読み上げ、『約束をホゴにしたと強調しました、が正しいです』『先ほどはハンコにしたと読みました』と言って謝罪しました。『ハンコ』を『ホゴ』に訂正するならば、その部分だけでも良かった気もしますが、ブリンケン長官のくだりから読まされるとは…。大きなミスとはいえ、『公開処刑』とも取れる屈辱的な訂正方法には、ファンから悲鳴が上がりそうです」(メディア誌ライター)

 来春からは膳場キャスターが日曜朝の「サンデーモーニング」の司会を務める。土曜夕方の「報道特集」は誰が“ポスト膳場”となるのか。今回のミスが上村アナの“致命傷”にならなければいいのだが…。

(福島シゲル)

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