民放アナ試験「全落ち過去」を告白!元AKB48・武藤十夢は「第2のホラン千秋」だ

 櫻坂46の元メンバーで、4月にフジテレビにアナウンサーとして入社した原田葵が、5月12日に更新された同局アナの公式インスタグラムに登場した。

「原田アナ」は、「学業とアイドル活動という、二足の草鞋を履くなかで、底なしの体力とド根性が身につきました。研修でも、たくさんのことを吸収して成長できるよう頑張ります!」などと挨拶した。

 原田アナだけでなく、秋元康氏プロデュースによるアイドルグループ出身の女性アナが増えている。在京キー局では、18年に元乃木坂46の市來玲奈が日本テレビ、19年に同じく元乃木坂46の斎藤ちはるがテレビ朝日に入社。そのほか、16年に元NMB48の村上文香がNHK大津放送局(その後、フリー)、18年に元AKB48の小林茉里奈が福岡放送に入社している。

 アイドル出身、とりわけAKB48や、乃木坂46など坂道シリーズ出身であれば知名度が高く、人前やカメラの前でのパフォーマンスにも慣れている。テレ朝の斎藤アナは入社初日から「羽鳥慎一モーニングショー」を担当するなど、局としても即戦力として期待していることがわかる。

 とはいえ、アイドル経験者といえども超高倍率のアナウンサー試験の壁は厚い。5月13日配信の「文春オンライン」では、元AKB48の武藤十夢がインタビューに答えて、「新卒でアナウンサー試験を受けたこともあるんです。アナウンススクールに通って在京キー曲は全部受験しましたが、すべて落ちました」と告白している。

 武藤といえば、今年3月にAKB48を卒業。成城大学卒業後、同大学大学院を修了の高学歴タレントでもある。気象予報士、防災士、ファイナンシャル・プランナー(AFP)の資格も取得済みだ。21年には東京都政策企画局による「都民向け金融セミナー」でトークセッション講師も務めた。

「武藤は、新卒でのアナウンサー試験は全滅でしたが、知名度の高さに加え、数々の資格をを生かして『フリーキャスター』となることは難しくありません。タレントのホラン千秋、新井恵理那も民放キー局の試験に全落ちしています。しかし、両者のその後の活躍は説明するまでもないでしょう。武藤にその気があれば、大化けしても何の不思議もありませんね」(芸能記者)

 キャスターやアナウンサーとなった武藤もぜひ見てみたいものだ。

(石田英明)

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