歌手の西川貴教(52)が5月7日夜、自身のTwitterを更新。この日、西川は出演を予定していた「日比谷フェスティバル」を体調不良のため欠席していたのだが、改めて体調について説明するとともに、こう呼びかけた。
「ご心配をおかけして誠に申し訳ありませんが、単なる過度な酷使による声帯炎ですので、勝手に出自不明の陰謀論やワクチンと絡めた憶測はおやめください。不安を拡散すべきではありませんし、何かあれば有りの儘を必ず自身でご報告させて頂きます。何卒ご理解のほど宜しくお願い申し上げます」
結びには「西川貴教」と記し、本人発のコメントであることを強調するなど、なにやら重々しい雰囲気の投稿に、ファン達の間では《貴教がわざわざここまでコメントするって、よっぽど変な書き込みがあったのか》《ただでさえ体調が悪いのに、変な噂が広まるなんて可哀想》など、西川を心配する声があがった。ワクチンと絡めた憶測とは、一体どこに由来しているのだろうか。
「噂の始まりは、西川がこの日の昼に投稿したイベント欠席を知らせるツイートでした。ツイートには、イベントを楽しみにしていたファンへの謝罪の言葉とともに、現在開催中の自身のライブツアーの次公演までの回復を約束するような文言が。次公演は今月12日に沖縄で行われるのですが、これに向けて『出来る限りのことを尽くし、最後の遊説に挑む所存です』と意気込み。同ツアーでは、西川が選挙の演説のような語らいでMCパートを盛り上げる演出があるため、心配するファンを安心させるため、“遊説”という言葉を使った些細なジョークだと受け取れます。しかし、陰謀論などを信じ、コロナワクチンをよく思わない“反ワク”と呼ばれる層がこれに反応。“反ワク”と思われるネットユーザーからは、西川の体調不良と絡めて《体を鍛えていてもワクチンによる異常が出てしまうのか》《ワクチン打った人の多くが接種から2年以内に体調崩してるしやっぱり危ない》《ムキムキの西川ですら体調不良になるんだから注射打たなくてよかった〜》《遊説…政治家目指してる風だしワクチン推してたよねこの人》《ワクチンに魂を売り、テレビでも接種を進めていたような…》など、ワクチン接種からなる体調不良だと決めつけるような投稿が相次いでいました」(芸能ライター)
“遊説”という言葉に焚きつけられたかのように不安を煽る陰謀論信者たちを見かねて、改めて体調不良の理由を説明したのだろうか。西川には回復した姿をファンに見せて、憶測や噂をはねのけてほしい。
(浜野ふみ)