入場料値上げで「大阪万博よりもラーメン10杯」、長嶋一茂の主張にツッコミ続々

 2025年4月13日からおよそ半年間にわたって開催される日本国際博覧会(大阪・関西万博)。入場券(大人)の基本料金について、8000円(税込)になるとの見通しが「朝日新聞」によって報じられた。人件費や物価の上昇などで、6000円から引き上げられる形となった。
 
 4月28日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一 モーニングショー」ではこの“値上げ問題”を取り上げ、司会の羽鳥慎一アナは値上げについて「しょうがないんでしょうけど、結果、8000円で行く人がどう判断するかって。8000円になっちゃうのはしょうがないんでしょう」とコメントすると、元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂は「8000円をどこに置き換えるかだよね」と前置きしてこう語った。
 
「単純計算でラーメン、ランチ10日分だからね。でしょ? 800円のラーメン10回食えるわけだから。それを10日分削ってでもここに行く価値があるかないかっていうところの。自分たちも費用対効果みたいなのを考えるだろうし…」

 その後、一茂は70年の「大阪万博」、2005年の「愛知万博」に足を運んだ経験を語ったうえで、今後の未来について知識を吸収したい人にとっては良い場所としながらも、自身については「あんまり勉強しても、もう興味ないので、行くか行かないかで言ったらかなり微妙かな」と、あまり乗り気でないことを明かした。

「一茂さんは25年の大阪・関西万博について『目玉のものをアナウンスしてほしい』と訴え、『空飛ぶクルマ』についても『行ったって乗れないでしょ?』『乗れるんだったら話は別だけどさ』とバッサリ。さらに、入場料8000円だと家族4人で行けば3万2000円もするなどと、かなりネガティブな発言が目立ちました。しまいには『美味しいラーメン800円、その場で食べて幸福感得たほうがいいかも』などと発言。万博よりもラーメンという主張を貫いていました。SNSでは《なぜラーメンにたとえる?》《ラーメンじゃなくてもランチに金はかかるでしょ》などとツッコミが殺到し、大阪府民とも思しきネット民からは《万博ネガキャンやめろ》《赤字くらったら大阪府民の借金になるやん》といった悲痛な声も見られました」(メディア誌ライター)

 入場料8000円は高いか安いか。それは行った人間にしかわからないだろう。

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