コロナ禍で進行していた20年シーズン中、外出制限が敷かれているにもかかわらず、不貞相手の女性を遠征先の札幌に同伴。連日外食をしてコロナ感染したのは、当時の千葉ロッテ・清田育宏(36)だった。しかも同じく症状が出たお相手に「病院には行かないでほしい」などと懇願していたことまで発覚し‥‥。
球団には「部外者との会食はしていない」と虚偽の報告を行っていたが、年明けに「フライデー」に詳細が報じられて無期限謹慎処分を受けた。球団はそれでも当初、清田を戦力として考え、処分明けの復帰を目指していたようだ。
「謹慎期間中、実はチームの遠征中や試合のない月曜日など、清田をこっそりマリンスタジアムの室内練習場で練習させていた。球団広報はその様子を外に漏れないようガードし『書かないでくれ』と子飼いメディアに頼み込んでいた。そんな球団の思惑とは裏腹に、チームメイトはあきれるばかり。実は当時から、不貞相手はバレていないのも含めて4〜5人はいると言われていた。ある選手など『球団は何のためにそこまで守るんだ。解雇でいいだろう。あれは治らないビョーキだよ』と女癖の悪さを痛烈に批判していたほどです」(球界関係者)
そんな周囲の心配が現実となるのに時間はかからなかった。なんと処分が明けた5月、2軍で復帰戦に出場した初日に別の女性と逢瀬を楽しむ姿がまたフライデーされたのだ。さすがに球団もサジを投げ、すぐに契約解除を言い渡した。
その後、ロッテで同僚だったG.G.佐藤のYouTubeチャンネルでファンに謝罪。NPBへの復帰に強い意欲を示した。
佐藤の協力もあって、復帰に向け練習を再開したが、結局、合同トライアウトには参加しなかった。その後「不当解雇」を理由にロッテ球団を相手取り、未払いの報酬と慰謝料およそ9700万円の損害賠償を請求する訴訟を起こしている。
現在、清田は佐藤が副社長を務める会社がスポンサードする独立リーグの「埼玉武蔵ヒートベアーズ」で「公式解説者」として活動している。
「佐藤はチームを将来的にはBCリーグに加盟させて、オーナーになるという目標があります。その際には、清田を監督に就任させるというプランもあるようです」(前出・球界関係者)
野球に関わる仕事で前に進み始めたようだ。当時の心境を聞こうと所属チームに取材依頼をしたが、残念ながら返答はなかった。
*週刊アサヒ芸能11月10日号掲載