視聴率も取れなければ、キャスターとしても力不足……。7月4日発売の「週刊新潮」が、フリーの小川彩佳アナが窮地に立たされていると報じた。
テレビ朝日を退職後、6月から鳴り物入りでTBSの看板番組「NEWS23」のキャスターに就任した小川アナ。清楚で美しいビジュアルに定評あるアナウンス力に加え、バリバリの報道志向。不振が続いた同番組のV時回復を期待したTBS関係者も少なくなかっただろう。また、ノースリーブの“戦闘服”も、男性視聴者を取り込む大きな武器になるものと思われていたはずだ。
ところが蓋を開けてみると、6月3日の初回放送の視聴率は4.3%。元NHKの有働由美子アナがMCを務めるライバル「news zero」(日本テレビ系)の9.6%に大差をつけられた。その差は縮まることなく、6月27日の放送でも「NEWS23」4.0%に対し、「news zero」8.5%とダブルスコアのままだ。
「同誌によると、小川アナの父親が慶大医学部教授でTBSの産業医だから抜擢されたのではないかという疑惑や、1本30万円と破格の激安ギャラだから文句は言えないという嘆きの声がTBS局内に出ているとのこと。ですが、視聴率の責任を彼女ひとりに背負わせるのは酷な話。視聴者からは《小川アナより星浩アンカーの方がスベっているのでは》《スポーツコーナーの石井アナが暑苦しい》《セットが暗いので気分が滅入る》といった意見も上がっています。確かに白バックで爽やかな『news zero』に比べると、『NEWS23』 は金色をベースにしながらも全体的にどんよりしていて重苦しい雰囲気。夜ニュースを見る層のほとんどがそう感じているのではないでしょうか」(週刊誌記者)
7月3日に定例会見を開いたTBSの佐々木卓社長は、小川アナの「NEWS23」について「じっと見守っているという感じでございます」と発言。見守る前にセットの再考もありなのでは?
(石田英明)