フジテレビの永島優美アナウンサーが9月27日、メインキャスターを務める情報番組「めざまし8」(同局系)に出演。同日に執り行われる安倍晋三元首相の国葬を取り上げたが、質問力に疑問符が付いたようだ。
番組では、午前10時から東京・九段坂公園で行われる一般献花を中継。年配の方を中心にすでに長蛇の列ができている中継映像を見て、永島アナはリポーターに「献花に訪れていらっしゃる方の年齢層というのは、印象としてはだいたいどのくらいの方が多いのでしょうか」と質問。リポーターは「30代、40代の方もいらっしゃいましたけど、50代以上の少し年配の方が多いのかなという印象を受けます」と回答した。
国葬の日は平日。ネット上では「年齢層、なんで気にしたの? 平日の朝は高齢者が多いのは当たり前」「若い人は学校や仕事」「永島アナも若者だから働いていますよね、今」「老人ばかりという印象を与えたかった?」「質問の意味がわからない」などと至極真っ当な意見が見られた。
現地周辺の交通規制については「交通規制も始まりましたが、武井さん、今日、通勤・通学された方を中心に影響はありそうですね」と、タレントの武井壮に振る。武井は呆れた様子で「そうですね。まあ、でも、こんな日なんで、ここは通れないんだなってことで、それ以外のところを通るだけだと思うんで、あの、大丈夫だと思います」と当たり前のコメントを返す以外なかったようだ。
「平日の一般献花に若い世代が少ないのは当然ですし、改めて年齢層を聞く意味がわかりません。交通規制は国葬前からわかっていたことですし、武井の言う通り、通れるところを通るだけです。永島アナは以前、『めざましテレビ』でHey!Say!JUMPの伊野尾慧に『フジテレビに出社するときは、ちゃんと服来てきましたか?』と珍質問をしたこともありますが、メインキャスターとしては質問力をもう少し磨いてほしいものです」(テレビ誌ライター)
「フジの朝の顔」に定着した永島アナに質問力が備われば鬼に金棒だ。
(石田英明)