「一番くじ」公式ショップ不正発覚は氷山の一角「コンビニなんてインチキしまくりだろ」の声

 8月23日、バンダイナムコアミューズメントは、「一番くじ公式ショップ 大阪日本橋店」で不正な販売が行われていたことから、同店の営業を終了すると発表した。これまで多くの不正が疑われていた「一番くじ」だったが、公式ショップで発覚したことで、ネット上では怒りの声が相次いでいる。

「『一番くじ』とは、オリジナルグッズが必ず当たるハズレなしのくじのことで、公式ショップの他に、全国のコンビニや書店、ホビーショップなどで販売されています。くじを引けば何らかの商品がもらえる他に、最後の1個のくじを引くと特別なラストワン賞がもらえます。今回のケースは、バンダイナムコアミューズメントによると『当該店舗にて販売しておりました一部の商品におきまして、特定の賞がなくなった後の残りのくじ券を、新しいセットのくじ券の中に混ぜて』おり、ラストワン賞を提供していなかったことが判明した、ということです」(フリーライター)

 結果、大阪日本橋店の営業を終了させたというのだが、当然ながらネット上は、

《一番くじは不正されまくってるって噂だったけど、まさか公式ショップがやっていたとは呆れるわ》《閉店させたくらいじゃ信頼回復にはならない》《公式ショップでこのレベルならコンビニなんて不正しまくりで間違いないだろ。いいかげんくじの売り方を変えたらどうだ》

 など厳しいコメントばかりだ。

「20日には某コンビニでシルバニアファミリーの一番くじを購入した人物が、販売開始直後に『全買い』したにもかかわらず、あるべき商品が当たらなかった。店に問いただしたところ『バイトがどうしても欲しいから』とくじを2枚引いて商品を持ち帰っていたといいます。これがTwitterに投稿され話題になっていたばかりでした。そんな中で発覚した公式ショップの不正だけに、一番くじに対する不信感がより高まっています。バンダイナムコアミューズメントは『一番くじ取り扱い全店舗への調査の結果、他の店舗では上記と同様の運営は行われていなかったことを確認しております』と説明していますが、疑いの声がやまないのもうなずけます」(ITジャーナリスト)

 YouTubeでも「一番くじ」企画の動画は多いだけに、波紋は広がり続けそうだ。

(小林洋三)

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