数々のレギュラー番組を持ち、テレビで見かけない日はないほど人気者の有吉弘行。歯に衣着せぬ毒舌キャラがうけ、今やテレビ番組には欠かせない存在となっている。
そんな有吉がかつて「猿岩石」というお笑いコンビを組んでいたことを知る人も、いまや少なくなってきているようだ。
猿岩石は相方の森脇和成との2人組。2人は90年代の人気番組「進め!電波少年!」(日本テレビ系)に出演し、世界中をヒッチハイクで旅する企画で大ブレイクしたのだった。
だが、徐々に人気は低迷し、コンビは解散。有吉はその後も芸能活動を続けて今に至るのだが、森脇は現在どうしているのか。
デビュー当時から彼らを追いかけてきた芸能記者が語る。
「森脇は、一時は芸能界を引退して起業したものの経営がうまくいかず、その後、職を転々としていました。2015年には芸能界復帰し、YouTubeチャンネルを立ち上げており、最初の動画は再生が100万回を超え、注目されたんです。人気YouTuberのラファエルとコラボしたり、自身がブレイクするきっかけとなったヒッチハイク企画に挑むなどしていましたね。でも、そのうち再生回数が激減し、3年ほど更新がストップしている状態です。唯一、投稿されている彼のツイッターを見ると、舞台役者として活動を続けているようですが、大きな話題になることはありませんね。ネット上では当時のファンから『いち早くYouTubeデビューしたんだから頑張って動画投稿を続けていたら有名になれたかも』『元相方に頭下げて共演してもらえばいいのに』という声が寄せられています」
8月1日には、48歳の誕生日を迎えた森脇だが、その様子はTwitterで触れることなくお祝いコメントも見当たらない。
一方、有吉の誕生日は、デビュー当時に楽曲を提供した歌手・藤井フミヤが駆けつけ、番組で盛大にお祝いされるという豪華さだった。
芸能活動だけではなく、誕生日でもその差が際立った。
(佐藤ちひろ)