6月20日、ラジオ番組「オールナイトニッポン」のサブスクリプションサービス「オールナイトニッポンJAM」がスタートした。同サービスでは、人気ラジオ番組の各エピソードが聞き放題になるという。
「発表によると、2000年以降に放送された『オールナイトニッポン』の一部タイトルが、月額500円で聞き放題になるとのこと。サービス開始時のラインナップは、オードリー、菅田将暉、乃木坂46、くりぃむしちゅー、宮藤官九郎など約30番組。また、専用ホームページでは『リスナーがもう一度聴きたいオールナイトニッポン』というアンケートも実施されており、随時番組が追加されていくようです」(芸能記者)
今回のサブスク化にラジオファンからは、「神すぎるサービス!」と歓喜の声があがったほか、「ビートたけしや、とんねるずとかの番組も聞きたい」などと番組追加をリクエストする意見も多数あがっている。だが一方で、サブスク解禁のリスクについて注目するユーザーも多いようだ。
「一部ラジオファンの間では、ラジオのサブスク解禁が『失言発見器になってしまうのではないか?』と懸念されているんです。20年には、ナイティナイン・岡村隆史が放送中に女性蔑視とも取れる発言をし、大騒動に発展。また昨年も、おぎやはぎ・小木博明が、娘とお風呂に入ったエピソードを話した過去のTBSラジオが、フェミニストたちに掘り起こされ一部で炎上することとなりました。
それだけにネットでは、『良いサービスなだけに、昔の発言が掘り起こされて炎上みたいにならないことを祈る』『岡村よりマズイ発言とかもあるのでは?』『下ネタが多かった福山雅治や西川貴教の昔のラジオとかも、もし今後サブスク解禁されたらヤバそう』などと、心配する声があがっています」(前出・芸能記者)
ネットでは“昔の番組を聴きたい”という声が溢れている。だが、今よりコンプライアンスが緩かった時代の音源解禁は実際のところ難しいかもしれない。