グループ卒業後の目標に「県知事」を掲げた女性アイドルとは?

 アイドルにとって大きな転機となるグループ卒業。先日、自身の卒業セレモニーに約10年間のアイドル活動に終止符を打った乃木坂46の中心メンバー、星野みなみのように芸能界を引退した者もいれば、女優やタレントに転身してさらなる飛躍を目指す者もいる。

 そんな中、今年3月末で現メンバー4人のグループ卒業が予定されている青森を拠点に活動する「りんご娘」の王林は、今後について少し変わった目標を持っているようだ。

 9日放送の「あちこちオードリー」(テレビ東京系)に出演した際、今後について「テレビに出たいというよりは、青森にスゴい権力をもたらす人間になりたい気持ちのほうが大きい」と告白。さらに「知事とかそっち系。そういう影響を与える人間になりたい」とも語っている。
 
「りんご娘は女性アイドルブーム以前の00年に誕生した老舗グループで、ご当地アイドルの草分け的存在です。メンバーの入れ替えを繰り返しながら現在も地元局に複数のレギュラーを持ち、キー局の番組にも多数出演しています。なかでもリーダーを務める王林は青森中央学院大卒で、『津軽塗など伝統工芸品の販路拡大』を卒業論文にするなど研究テーマにも地元愛を炸裂させています』(地元記者)

 元アイドルの政治家としては、三原じゅん子参院議員や今井絵理子参院議員が有名。一方、元モーニング娘。の市井紗耶香氏や元グラドルの森下千里氏は、選挙に出馬するも落選。一方、地方選挙だと元仮面女子の桜雪(※現在は本名の「橋本侑樹」で活動)が19年に渋谷区議会議員選挙に当選している。

「王林の場合、漠然としたビジョンで明確な出馬表明ではないですが、そこら辺の地元議員より知名度はよっぽど高い。立候補すれば当選する確率は非常に高いと思います」(同)

 ただし、彼女はまだ23歳。被選挙権はまだ持っていないが、今回の発言を受けて政界入りを後押しする地元支持者が現れてもおかしくなさそうだ。

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