ジャニーズ新曲の売り上げが伸びず、作詞提供スピードワゴン小沢が大ショック

 スピードワゴンの小沢一敬が作詞を担当したジャニーズ事務所のアイドルグループ、A.B.C-Zの9月1日発売のシングル『君と夏の歌』が思わぬ苦戦を強いられる結果に。

 発売週のオリコンCDランキングでは、2位と健闘しているように見えるが1位のSKE48の『あの頃の君を見つけた』の初週売り上げ18.7万枚から大きく引き離された2.7万枚。「ジャニーズのアイドルにとって新曲初登場1位は死守すべきノルマ。2位ということもさることながらここまで大差をつけられたのは惨敗といっても過言ではない」と語るのは音楽ジャーナリスト。

 ちなみにA.B.C-Zの新曲は、作曲を奥田民生が手掛けるなどの豪華な布陣。小沢一敬についても以前から詩的なつぶやきをツイッターに投稿しており、作詞のセンスは高く評価されていた。そのため、話題性もあって注目されていたが、この結果に小沢本人は大きなショックを受けているという。

「歌詞自体は素晴らしく、作詞家としての才能を持っていることを証明したと思いますが、もともと彼は芸人らしからぬネガティブな思考の持ち主。売り上げが伸びなかったことを自分の責任だと感じているようです」(同)

 ただし、A.B.C-Zは最近バラエティ番組で活躍する河合郁人や塚田僚一などの人気メンバーを擁しながらもこれまでシングルCDはジャニーズの他のグループほどの売り上げを記録できなかったという事実もある。実際、これまで11枚のシングルをリリースしたが、オリコン1位を獲得したのはデビュー曲と3枚目、5枚目の3曲のみ。それ以外はいずれも初登場2~3位に終わっている。

「そのため、結果だけを見れば順当だと言えますし、決して失敗などではありません。まあ、もし売り上げが伸びていれば作詞家としての小沢一敬の株が爆上がりしていたでしょうからチャンスを逃すことにはなってしまいましたけどね」(同)

 残念ながら芸人から売れっ子作詞家への華麗な転身とはならなかったようだ。

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