4月21日、ジャニーズ事務所が、元Jr.メンバーのカウアン・オカモトが告発した「性被害問題」を受け、所属タレントや社員らに聞き取り調査を行っていたと発表した。同事務所の対応は今回、地上波のテレビニュースでも報道されている。
「ジャニーズ事務所は、社員や所属タレントへ聞き取り調査を行うとともに、取引先企業に対し、対応について説明する文書を送ったとのこと。今回の発表は、この件をスルーしていた一部の民放ニュース番組などでも取り上げられ、注目を集めています」(芸能記者)
また、ジャニーズの闇を明かし、一躍話題の人となったカウアンは4月20日公開の、政治家女子48党(旧NHK党)の立花孝志氏のYouTubeチャンネルに出演。そこではジャニーズ以外にも別の芸能界の暗部を明かしネットを騒がせている。
「今回、インタビュー動画に登場したカウアンによると、ジャニーズ時代は、有名女性アイドルグループのメンバーや人気グラビアアイドルとも外で交流する機会があったのだとか。当時、その中にいた16歳ぐらいの女性から、芸能界の性被害について泣きながら相談されたことがあったそう。ある日、その女性は関係者への挨拶という名目で部屋に呼ばれたとのこと。しかし、部屋には業界関係者の大人が3人ほど待っており、動画を回しながら『お前、(部屋から)出たらもう(芸能界の仕事は)ないから。どうする?』と脅され、枕営業の同意を求められたのだとか。当時、ジャニーズだけでなく、他の現場でも性被害が起こっていることを本人から直接聞かされたことで、『この世界、終わってんな…と思ったんですよね』と、芸能界への絶望を口にしました」(前出・芸能記者)
国内外に大きな波紋を呼んだカウアンによる性被害告発。今後、彼の告発を機に、芸能界の悪い流れが変わっていくことを願うばかりだ。