芳根京子は視聴率の取れない女優なのか。5月11日発売の「週刊女性」が、フジテレビの「月9ドラマ」の低視聴率ワーストランキングを発表。芳根が2018年に主演した「海月姫」が平均視聴率6.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)で、ワースト1位を獲得してしまった。
同作は、芳根演じるクラゲオタクの主人公と俳優の瀬戸康史扮する女装男子のラブコメディ。原作の漫画コミックスは累計発行部数440万部を突破し、10年にテレビアニメ化、14年に実写映画化もされていた。ところが、月9では大コケ。
でも記事によると、「ワーストになるような作品とは思えない」と高評価。SNSでも好評で、瀬戸ファンからの評価も高かったとか。芳根の演技には触れられていなかったが、たまたまワーストになった不運なドラマと結論づけられていた。
芳根といえば、現在放送中のドラマ「コントが始まる」(日本テレビ系)にも出演。人気俳優の菅田が主演することで注目を集めていたが、平均視聴率は第1話が8.9%、第2話は8.6%、第3話は7.5%、第4話は7.1%と右肩下がり。ドラマ自体の評価は高いだけに残念な結果となっている。
また、芳根は今年1月から放送された俳優・竹内涼真の主演ドラマ「君と世界が終わる日に」(日本テレビ系)にも出演。こちらも全話平均視聴率は7.7%と振るわなかった。
「ただ、芳根の演技力は高く評価されています。18年2月配信の『週刊女性PRIME』では、演技力が高く、NGもほとんど出さない。演出家からは若手ナンバーワンとの呼び声が高いなどと、ベタ褒めされていました。しかし、なぜか数字がついてきません。業界評は高いのでキャスティングに影響することはないでしょうが」(芸能記者)
持ち前の前向き精神で跳ね返してほしいものだ。
(石田英明)