「バカなんですか?」竹内涼真が大食いタレントに直球質問

 馬鹿の大食い。これは食事の作法をわきまえない人などに対して使われる諺だが、たとえ大きな胃袋があっても勝てないのが大食いの世界。ペース配分や対戦相手との駆け引きなど、あらゆる局面で経験と知性が問われる競技だ。

 3月24日放送の「デカ盛りハンター」(テレビ東京系)に大食いタレントのMAX鈴木が出演し、東京・高円寺を舞台に総重量6キロという丼メニュー2品に挑戦した。ゲスト出演したのは俳優・沢村一樹(55)と竹内涼真(29)。「予想タイム」を経て、MAX鈴木がみごと、デカ盛りを完食できれば、同日に放送される2人の出演ドラマ「ペルソナの秘密」(テレビ東京系)の番宣ができることになったのだが…。テレビウォッチャーが振り返る。

「MAX鈴木vs商店街という設定で、登場した1品目の“中ボス”は、総重量2キロの超巨大丼。MAX鈴木は肉から“攻略”していくと宣言しました。後半に顎が疲れてくると使い物にならなくなるためだと明かすと、竹内さんは感心した様子で『スポーツですね』『試合だ、試合』と、大食いへの姿勢を称賛。MAX鈴木は約17分という驚異のタイムでこれを完食。残り約43分で、残りの大ボス丼を食べきれば、沢村さんと竹内さんは番組内でドラマのPRができることになります」

 事件は“ラスボス丼”を探す途中で起きた。商店街の会長が、MAX鈴木に完食させまいと、ロケ一行を串カツ屋へ誘導。ここで間食をしては、その後のバトルで不利になるにもかかわらず、串カツ5本セットを目の前にしたMAX鈴木は「食べたいじゃないですか!」と直訴。すると進行役のお笑いコンビ「カミナリ」の石田たくみが止めに入って「この後、食べるんですよ、丼(ラスボス丼)を!」と忠告し、そばにいた竹内も「MAXさん、バカなんですか?」と質問。続けて沢村も「(勝負に負けて)番宣できなかったらマジで怒るからな!」と突っ込みを入れて、ロケ一行は大きな笑いに包まれた。

「結局、そこで出された串カツは沢村さんと竹内さんが実食し、MAX鈴木さんはダメージを負うことなく、次のフードファイト会場に行くことができました。確かに、総重量4キロという強大な丼に立ち向かう前に串カツを食べてしまっては大きなハンディを負ってしまいますからね。竹内さんの『バカなんですか?』というストレートな突っ込みはかなり的確。沢村さんと同じく、バラエティー慣れしているだけのことはあります」(テレビウォッチャー)

 いずれにしても、竹内のドラマ愛が垣間見れた今回の「デカ盛りハンター」。この後のMAX鈴木の“バカ食い”は「Tver」でチェックしてほしい。

(石川ともこ)

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