そんな照ノ富士の一服の清涼剤となっているのが美人と評判の妻だ。同じモンゴル出身で、2月11日に挙式したばかりだが、
「高校から日本に留学しており、大学まで出た才媛です。もちろん日本語も堪能で、妻の従妹にあたる友綱親方(元関脇・旭天鵬)から紹介されて、一目惚れだったとか」(角界OB)
実際には18年2月に入籍していたが、長らく事実を伏せてきた。それも自身の番付急落が要因だという。まさに、失意のどん底で支えてくれた糟糠の美人妻なのだ。
「常に旦那ファーストの一歩引くタイプで、照ノ富士もデレデレです。家では奥さんを『ハナちゃ〜ん』と呼んでいるのですが、これは本名ではなく、日本風のニックネームだそうで、一緒に日本に帰化する準備をしているのでしょうね」(スポーツ紙デスク)
実力では照ノ富士に後れをとるも、妻の美貌で負けていないのが貴景勝(24)である。
妻は大手芸能事務所に所属していた元モデルで、元大関・北天佑の娘でもある。角界のしきたりを熟知している上に、昨年11月に入籍したばかりの新婚でいまだラブラブときている。照ノ富士といえど、この恋愛勝負にそう簡単には勝てそうにない。
しかも、貴景勝が休場明けで迎えた先場所を10勝5敗と危なげなく勝ち越し、カド番を脱出できたのも、美人妻の協力があってこそだ。
「手料理で17キロの大減量に成功したんです。貴景勝から指示されたメニューを作っていたそうですが、暇さえあれば栄養学の本を読み漁り、毎日10種類以上のサプリメントを摂取するほどの健康オタクで、そのリクエストに応えるのは大変だったと思います」(角界OB)
スリムになったことで体のキレが戻り、弱点とされた引き技に対応できるようになった。しかし、明もあれば、暗もあるもの。
「もともとリーチが短い力士なので胸回りの肉は落とす必要はありましたが、ダイエットで全体的にしぼんでしまった。貴景勝は体重によって、得意とする押し相撲で175センチの体の小ささを補ってきたのです。ダイエットでキレは戻っても、パワーが削がれてしまった」(スポーツ紙デスク)
元来、押し相撲は好不調の波が激しいと言われる。さすがに、どんなに妻が美人で料理上手でも、これを克服させるのは至難のことだろう。