業界視聴率が高いバラエティに、台本なしの完全フリートーク番組「にけつッ!!」(読売テレビほか)がある。千原ジュニアとケンドーコバヤシによる立ちトークで、東京・渋谷のヨシモト∞ホールからの公開収録。トークは基本、生放送同様の完パケ30分。エンディング曲が鳴ると強制的に終了となるため、トークの構成力が問われる。
2人は同じ吉本興業所属。ジュニアのほうが学年では1歳下だが、芸歴は3年先輩。ケンコバが敬語を使う関係性だ。
中学時代は引きこもっていたジュニアに対して、ケンコバは書道教室を営む母に厳しく育てられた真面目な少年。兄・せいじと組んだ千原兄弟が芸人人生のすべてであるジュニアと異なり、ケンコバは2度コンビを解散して、ピン芸人に転向した。
ジュニアは1児のパパで、ケンコバは独身。環境や経歴はまるで違う2人だが、思わぬ共通点がある。2人ともグラドルと同じマンションに住んでいたのだ。
「ケンコバはむちっとしたボディで人気のグラドル・磯山さやかと一緒でした。そのマンションでかつて、誤作動で火災報知器が鳴ったことがあったそうです。咄嗟の出来事に住民はパジャマで1階まで出てきたのですが、磯山はデニムの外着。芸能人らしく隙を見せなかったようです」(週刊誌記者)
19年3月、そのマンションが停電になった。そのときばかりはさすがに「私、どうしましょう」と珍しくケンコバに磯山のほうから連絡があったという。
ジュニアが一緒だったのは、若槻千夏だ。グラビアからバラエティタレントに転身、デザイナー、ママドルとしても成功したバリバリの現役だ。
「まだお互いが独身だったおよそ10年前、同じマンションに出入りしている目撃談から熱愛の噂が立ちました。週刊誌のカメラマンが張り込むようになったある日、そこを通ったのはウエンツ瑛士。若槻の数少ない男友だちです。ウエンツはカメラマンから『(撮ろうとしていたのは)ジュニアさんですよ』と打ち明けられ、申し訳なく思い、スープを差し入れたといいます」(前出・週刊誌記者)
以外すぎる共通点があった2人。どちらもグラドルと恋愛に発展しなかった点もまた同じである。
(北村ともこ)