今季はどれほどの人がスキーやスノボを楽しめただろうか。時はコロナ禍である。メインシーズン真っ只中に主要都市で緊急事態宣言が出され、スキーに行くのもはばかられたに違いない。ウインタースポーツが趣味という人に限らず、もうスキーなんか辞めたという人にとっても、残念な冬だったはず。ヤフオクウオッチャーが指摘する。
「例年、スキーシーズンが始まる直前、11月頃から中古品の出品が増えるのですが、今季は低調でした。コロナの影響で需要が少なかったためでしょうね」
スキー板を高額で売却する夢が越年してしまったのだ。「1円でやっと売れる物から、中古でも10万円を超える物までピンキリ」(前出・ヤフオクウオッチャー)だというから、今年11月を目指して、今のうちから高値がつくポイントを押さえておくべきだろう。
「上級者向けスキー板のほうが元値がいいわけですから、当然ながら高く売れる傾向にあります。基本のオールラウンドタイプのスキー板が一番人気で、オガサカやアトミック、サロモンあたりのメーカーが人気です。スノボも同様で、バートンやロキシーなどに人気が集中する傾向にあります」(前出・ヤフオクウオッチャー)
もちろん、新旧の違いも値段の分れ目になる。
「昔のスキー板は長めのものが多く、最近の人たちには好まれません」(前出・ヤフオクウオッチャー)
コロナ終息が高値売却の第一条件であることも、お忘れなく。