工藤静香が11月17日付のインスタグラムにて、車の運転中に接触事故を起こしていたことを明かした。
工藤は「車で渋滞中。落としたお水に気を取られ、ブレーキから足を離してしまい、前の車にぶつけてしまいました」と報告。ただ渋滞中の事故だったためか「今回はどなたもお怪我はありませんでした」とのことで、人身事故にはならなかったようだ。
その事後処理について工藤は、「謝罪する私に『僕も同じような事故をした事がありますよ』と、気遣ってくださいました」と綴り、追突されたドライバーの思いやりのある態度に言及していた。だがこの投稿を巡り、重大な疑惑が生じているというのである。
「交通事故が発生した場合には人身事故か物損事故かに関わらず、警察に届け出る義務があります。これは道路交通法72条に規定されている運転者の義務であり、たとえ相手方が許してくれたとしても届け出義務が免除されるわけではありません。しかし工藤のインスタからは警察を呼んだ様子が感じられませんし、そもそも工藤のような著名な芸能人が交通事故を起こしたら、警察発表に従ってマスコミでも報じられるはず。もし工藤が相手の気遣いに甘えて警察への届け出を怠っていたとしたら、そちらのほうが重大な問題となりえるでしょう」(週刊誌記者)
工藤の夫である木村拓哉が2017年に同じく追突事故を起こした際には、やはり怪我人がいなかったにもかかわらず、マスコミが広く報道。警視庁調布署の説明として、運転者の木村が「考え事をしていてブレーキを緩めてしまった」と証言したことなどが報じられている。
「この時は木村自身が事故後すぐに警察に通報。駆け付けた調布署員の指示に従うなど、素早い対応を見せていました。それは法律に則した行動であることはもちろん、芸能人として自覚ある振る舞いとして注目され、それほどイメージダウンにはならず、実際、今でも大手自動車メーカーのCMに起用されています。そんな木村を夫に持つ工藤のことですから、警察に通報していないというのは考えにくいですが…。とはいえ、警察に通報したのであれば、どのように事故が処理されたのか、警察官の対応を含めて興味を抱くファンは多いのではないでしょうか」(女性誌記者)
ともあれ今回の事故報道に接した一般市民は、「運転中に落とした飲み物に気を取られた末の事故」が本当に起こりうるということを、あらためて胸に刻んでおきたいものだ。
(北野大知)