和田アキ子「わだ家」閉店で涙!? 居酒屋不況で再確認した“バカ姉兄弟”の絆

「これまで多くの芸能人が“呼び出し”をくらったことで知られている有名店がついに閉店することとなりました。都内の一等地ですから、家賃の負担も大きかったことでしょう。毎年4月には恒例の誕生パーティーを行っていますが、たびたびその会場になったことでも知られています。今年はコロナ禍で大勢のメンバーを集めるわけにもいかず、延期になっていたそうですから、そうした芸能界事情も少なからず影響していたのでは…」(芸能関係者)

 さすがのアッコさんでもコロナ禍の居酒屋不況には勝てなかった!? 芸能界のゴッドねえちゃんこと和田アキ子(70)がプロデュースする「わだ家 西麻布店」が10月25日をもって閉店することとなった。

「銀座にも店を構えていましたが、こちらはすでに昨年の暮れに閉店。大阪や茨城で展開している店舗は営業時間を短縮するなどして継続していくそうです。なお、閉店する西麻布店に関しても、新たなテナントでの開業を目指すことが公式サイトで告知されています」(前出・芸能関係者)

 アッコさんの手をかたどった扉や巨大な(?)足跡がトレードマークだった“聖地”の閉店は芸能界にとどろく大ニュースとなった。10月10日に放送されたラジオ番組「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(ニッポン放送)では、アッコさんが閉店にまつわるエピソードを披露している。

「出川(哲朗)が何かで(閉店のニュースを)見たらしくて」と連絡があったことを明かしたアッコさん。少しでも売り上げに貢献したいのか、長女にアッコさん、長男に出川、その下に勝俣州和、松村邦洋、カンニング竹山を擁する“バカ姉兄弟”での食事プランを提案してくれたという。

「じゃ、バカ姉兄弟でご飯でも行きましょうか、と言って。うれしいな。スケジュール合うかな…。『調整してみます』って言って。もう、ホント私、幸せだと思う。出川、ホントありがとうなって…」

 と、バカ姉兄弟の感涙エピソードを披露したアッコさん。ところが次の瞬間には、なぜか「場所どこにする?」と会場選びの話になっていたというオチまでつけて、笑いを誘っていた。ラジオでは出川の男気をホメちぎっていたが、

「他のアッコさんファミリーのタレントが聞いたら『ヤバい!電話しなきゃ…』と思ったかもしれませんね。“長男”である出川さんはわだ家の閉店を気遣って連絡を入れたのに、他のタレントは何をしているのかと…。陣内智則さん、小島瑠璃子さん、武田修宏さんといった他の面々があわててフォローの連絡を入れる姿が目に浮かびます」(芸能記者)

 長らく愛された「わだ家 西麻布店」の閉店まであとわずか。来店のアリバイを残そうと、芸能人の予約が殺到しているかもしれない。

(石川ともこ)

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