マツコの人気番組で何が!?「紙手裏剣ミステリー」調査打ち切りに“怖い憶測”

 マツコ・デラックスはとんでもない“社会の闇”に首を突っ込んでしまったのではないか……。10月5日放送の人気番組「月曜から夜ふかし」(日本テレビ系)の怖すぎる内容に視聴者がざわつく事態となっている。

 それは「様々なミステリーを調査してみた件」でのこと。愛知県名古屋市守谷区付近のあちこちで紙製の手裏剣が落ちている理由についてリサーチ。スタッフが現地で調べると、町のあちこちで13枚もの手裏剣を発見。手裏剣は小説の紙で作られていることがわかった。

 地元の人によると数年前から落ちていて、もはや見慣れた光景なのだという。だが、誰が何の目的でやっているのか、知っている人はいなかった。

「そこで地元の少年から貴重な証言を得ました。近くの県営住宅に住んでいるおばさんのところに紙手裏剣を持っていくと、お菓子と交換してくれるというんです。しかし、そのおばさんは発見できませんでした。すると居酒屋の女将さんから貴重な情報が舞い込みます。これまでほのぼのした調査だったんですが、ここから急に様相が変わりました」(テレビ誌ライター)

 番組は「個人の見解としてお聞きください」と断った上で、女将の証言をオンエア。女将によると紙手裏剣は猫の窃盗犯たちが、「ここに猫がいる」という目印として置いていくとのこと。後にやってきた実行犯が紙手裏剣を元に猫を探し、根こそぎ盗んでいくというのだ。実際、居酒屋の裏にいた多くの猫がごっそりいなくなったと話した。

 近隣のボランティアは猫を救うため、手裏剣を見つけたら捨ててほしいとお願いしているとか。話題に上がったお菓子をくれるおばさんは、猫を救うためお菓子をごほうびに、子どもたちに手裏剣を回収させているのではないかと女将は推測した。

 番組スタッフは社会の闇に足を突っ込んでしまったことに気づき、これ以上の調査を中止。それでも紙手裏剣に関する情報は募集し続けるという。

 放送直後、ネットには「怖すぎる」「真相は何なんだろう」という意見が多数寄せられた。さらに「これは探偵ナイトスクープ案件だろ」という声もある。

「今回の紙手裏剣の一件を聞いて、『探偵ナイトスクープ』(朝日放送)のビニール紐の謎を思い出した人は多いようです。92年に放送された回で、東大阪市の鴻池新田近辺でガードレールや電柱にビニール紐が大量に結び付けられている件を調査しました。ところが、結論が出る前に調査は打ち切り。この件に関する情報も一切受け付けないとしたため、さまざまな憶測が流れました。近くに住んでいる障害を持つ人がやっているため、放送できないので調査を打ち切ったという説もありました」(前出・テレビ誌ライター)

 紙手裏剣の真相はどうだろうか。

「居酒屋の女将によると、猫は1匹3000円で売れるとか。ということは10匹でも3万円です。この額のために人手をかけてリスクを犯してまで猫を盗んでいくか疑問が残りますね。今回も理由は別にあるかもしれません」(前出・テレビ誌ライター)

 今後、番組で追加調査が行われることはあるだろうか。なかったことにせず、きちんと調査をしてほしいものだ。

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