TOKIOの元メンバー・山口達也容疑者が酒気帯び運転で現行犯逮捕された9月22日、山口容疑者に関わっていたジャニーズ関係者は一様にショックを受けた。
中でも、松岡昌宏は荒れに荒れていたと、9月28日配信の「デイリー新潮」が報じている。
その記事によると松岡は、行きつけの店で酒を飲み、朝方まで荒れていたというのだ。松岡の怒りは、山口容疑者が逮捕されたというだけでなく、松岡と国分太一がTOKIO再結成のために奔走していたからだという。同名の株式会社を設立したのも、山口容疑者をTOKIOとして活動できるようにとのことだったようだ。
だが、今回の逮捕で積み重ねてきた“復帰計画”は、水泡に帰してしまったというのだ。
2018年4月、山口容疑者は泥酔の上、女子高生に対する性的犯罪で書類送検(起訴猶予)された。その後、事務所から契約解除を申し渡された時、松岡は「正直、あなたは病気です。自分の置かれている立場と今後のことにちゃんと向き合ってくれ。決してお酒は悪くない、悪いのは自分だ」と厳しい言葉を山口容疑者に投げかけている。
「松岡の一連の発言には、山口容疑者の飲酒は病気なのだから、ちゃんと治療をしてくれとのアドバイスでもありました。けれども当の山口容疑者には、その自覚がなかった。だから、酒を止めることができなかったし、酒が抜き切れていない状態でバイクにも乗ってしまった。すでに自身をコントロールできていないことに気付いていない証拠です」(芸能ジャーナリスト)
山口容疑者の逮捕にショックを受けて、松岡が「怒り酒」で憂さを晴らしていたとは何とも皮肉な話だが、ジャニーズ所属のタレントによる酒の不祥事は一度や二度ではない。泥酔トラブルの連鎖を心配する声があがっていたが、とある芸能関係者は「松岡なら心配ありません」と太鼓判を押して次のように続ける。
「松岡といえば、博多大吉とともに酒飲みバラエティ『二軒目どうする?〜ツマミのハナシ〜』(テレビ東京)に出演していますが、酒場ロケでも乱れた姿を見せたことがありません。ジャニーズ事務所内でも東山紀之と1、2を争うほどの酒豪として知られ、酒席での失敗談なんて聞いたことがない。その松岡が“荒れた”というのならば、相当な量を飲んだのではないでしょうか」
いずれにしても今回の事件で、TOKIO再結成のため動いてくれたメンバーを裏切る結果となった山口容疑者。「人として終わってほしくない」とコメントした城島茂の苦しい胸の内が、山口容疑者に届けばいいのだが。