自民党総裁選に「派閥ばかりが目立つ」蓮舫の苦言にブーイング殺到のワケ

 おそらく、この御方の辞書には「人のふり見て我がふりなおす」という言葉はないのだろう。

 立憲民主党の蓮舫参院議員(52)が9月1日、自身のツイッターを更新。安倍晋三首相(65)辞任に伴う自民党の後継総裁争いについて、《自民党新総裁、新総理には私も注視しています。どんな政策論争が出来るのか、今から準備をして国会審議に備えたいからです》とコメント。さらに、《が、自民党からの発信やメディア報道は派閥の票読み、誰を総理にしたくないとの感情論がどうのこうの。理念、政策、その実現可能リーダー論がなく、派閥ばかりが目立つ》と、自民党の体質について皮肉を込め批判した。

 ところが、この発言に、ネットユーザーが一斉に噛みつき、

《その言葉、大儀なく連合の指示で選挙と金のために合流したあなた方に国民が言いたいことです》《理念、政策がなく国会議員としての地位を保持するためだけに分裂・合流を繰り返している野党の方がどうかと思いますけどね》《今から準備をして国会審議に備えたい?すみません。齋藤蓮舫氏が、政策論争をしたことが過去ありましたか?真面目に聞きたい。齋藤蓮舫氏は、政策論争ができるんですか?》といった辛辣なコメントであふれた。

 蓮舫氏と言えば、先月には「人生観の違い」を理由に、夫であるフリーライターの村田信之氏と離婚したことが明らかになったが、離婚をスクープした「週刊文春」に蓮舫氏はこう語っている。

「子供たちが成人し、互いの将来を考えたとき、同じ籍にいる必要はないかな、と。息子の芸能活動が軌道にのり、娘の就職の内定が出たことが大きかった。今年春ごろから私の方から切り出して、話が整ったのがこのタイミングということ。2人でこの件で話したのは30分ずつ2回だけ。彼も私との価値観のズレはわかっていたから理解してくれました」

 この話が事実ならば、30分×2回の話し合いを経て、27年間の結婚生活にピリオドを打ったということになるのだが……。ワイドショーのデスクが語る。

「蓮舫夫妻の離婚を受け、アイドルグループ『VOYZ BOY』のメンバーである長男の村田琳(23)が30日、TBS系『サンデージャポン』に生出演したのですが、以前、蓮舫氏が村田氏を『ペット以下の存在』などと酷評、騒動になったことを受け、『(あの発言は)母ではなくて、(姉と弟の)僕たちが答えたもの。父は癒し系のいじられ方をされているので。誤解を与えた僕が悪いので批判は僕の方にお願いします』と、フォロー。その姿が少し痛々しかった。息子としては両親の離婚はあくまでも円満だったことをアピールしたいのでしょうが、蓮舫氏本人が『息子の芸能活動が軌道に乗り、娘の就職の内定が出たことが大きかった』と語っていますからね。となると、やはり『夫も仕分けられたのでは』と思われても仕方がないでしょうね」

 同局の人気ドラマ『半沢直樹』で、江口のりこ演じる国交相が蓮舫氏そっくり、と言われ、息子である村田も「母に聞いたら『私を意識しているんじゃない』と言ってました」と告白するなど、本業以外でなにかと注目が集まっている蓮舫氏だが、立憲民主党と国民民主党が合流する新党への参加で、問題が山積するなか、果たして他党の総選挙を批判する暇があるのか……。ともあれ、自民党には、理念、政策をしっかり打ち出し、真正面から戦いを挑んでもらいたいものだ。

(灯倫太郎)

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