レジ袋有料化がスタートしたが、今や環境に配慮するのは当たり前。すっかり資源ゴミ回収も定番となり、誰しもペットボトルをリサイクルに回している。
ただ、無償で回しているとしたら、もったいない。
「ペットボトルの需要は意外と高いんです。新品の空きペットボトル500ミリリットルを買おうとすると、アマゾンだと30本で3000円ほどの値段で売られているほどです。つまり、それに準じる価格で中古品でも流通しているというわけです」
こう話すのは中古品売買に詳しいライターの吉岡幸二氏。そして、高値売却を狙うなら、500ミリリットルや2リットルといったポピュラーなサイズのペットボトルを避けたほうがいいというのだ。
「集めやすいサイズのペットボトルだと、売りに出す人も多く、高値をつけるには大量に集めなくてはならなくなったりするので、オススメなのは4リットルサイズの大容量ペットボトル。ウイスキーや焼酎などに使用される取っ手付きのものです。ポリタンクより軽量で湧き水を持ち帰る人や果実酒を作る人が欲しがるサイズなんです」(吉岡氏)
実際にヤフオクをのぞいてみると、4リットルのウイスキー空きペットボトル4本セットが500円で落札されているではないか。酒豪ならあっという間に集まる量である。吉岡氏が続ける。
「逆に、115ミリリットルなどの小さい容量のペットボトルも工作用として、ある程度数がまとめれば売れます」
酒豪でなくとも小遣い稼ぎは可能なようだ。