コロナ禍の在宅勤務で視聴者も増えるはず…と思ったら「通勤しないときにわざわざ見ないことがわかった」と、当初は視聴率の伸び悩みが揶揄されてしまったNHK朝ドラ「エール」。それでも自粛解除が進み、カメレオン俳優と言われる主演の窪田正孝、ヒロインの二階堂ふみの存在感がアップしてくるにつれ視聴率も右肩上がり。ついには22%を超えるところまで。NHKも出演者もホッと一安心かも。
「一時、朝ドラは演技力より何より、好感度の高い女性が主演で、かつ感情移入できる内容が重要と言われた時代もありました。でも、15分間とはいえ毎日見続ける連続ドラマに、俳優力はやっぱり不可欠ですよね。二階堂さんと窪田さんのワンランク上の演技力は、当初懸念されたルックスの好き嫌いを超えてしまうほど光ってますし、どんどん上がっている視聴率が、すっかりハマっている視聴者が多いという証拠。そんな中、来年2021年前期の朝ドラ『おかえりモネ』のヒロインが18歳の若手女優・清原果那さんと発表されましたが、まだ撮影もスタートしていないのに『高視聴率間違いなし!』と太鼓判を押す人が多いんです」(エンタメ誌ライター)
というのも、ルックス、好感度、演技力…今、業界人がおすすめする若手女優で真っ先に名前が挙がるのが清原なのだとか。
「業界関係者だけでなく、ドラマ好きを自称する一般の人たちからも『次は清原果那一択では?』という声もあったほど。彼女に関して言えば、とくに2018年にNHKの『ドラマ10』枠で放送された『透明なゆりかご』の演技力、存在感で才能爆発と言われました。そして同年の年末には、かつて堀北真希さん、新垣結衣さん、広瀬すずさんも務めた、年末の全国高校サッカー選手権の応援マネージャーも務めましたが、これも近年の応援マネージャーの中で群を抜いて好評だったようですね。ダイジェスト番組に出演すると、ネット上では『大人っぽいのに清楚』『これまでのタレントより話がわかりやすいし聞きやすいし本当に16歳?(当時の年齢)』『サッカーファンですがチャラくないし頭よさそうだし美人だし清原さんの大ファンになりました』といった声があふれ、それを機に彼女が出ているドラマや映画を見るようになった人も少なくなかったようです。決して派手なルックスではないのですが、何気なく見ただけで視線を釘付けにする自然なオーラがありますね。そんな“女優力”のある彼女ですから、高視聴率間違いないという声は当然かもしれません。『絶対見る』という女性ファン、『彼女が出るなら間違いない』という年配男性など、お茶の間も待ちきれないという感じですから」(前出・エンタメ誌ライター)
映画ファンからは朝ドラレベルでとどまらず、将来はブルーリボン賞、アカデミー賞も間違いなしと言われている逸材。ぜひ、ドラマ自体も“日本一の女優候補”を後押しする内容を期待したいかも。
(塚田ちひろ)