観月ありさやDA PUMP、三浦大知といった沖縄出身タレントを主とする大手芸能プロダクション「ライジングプロ・ホールディング」が2019年5月、お笑い芸人専門の子会社「ライジング・アップ」を設立した。所属第1号は、その前年にオフィス北野を退所したマッハスピード豪速球だ。定期的に事務所ライブを開催して、所属芸人も増加。そのなかの1組に、「真夜中クラシック」というコンビがいる。結成8年。メガネをかけたタケイユウスケと、女性ウケしそうなイケメンの高橋佑介。この高橋、まったく無名にして300人以上の女性を抱いたというモテ男だ。
「根っからの女性好き。キャッチ、合コン、知人からの紹介など、出会える手段はフル活用。気に入った女性がいると、その場で『付き合わないけど、抱きたい』とはっきり告げる策が功を奏するようです。手はじめは、LINE交換。このときから抱いたあとまで、女性が言い訳できる隙を与えてあげることが大切なんだとか」(エンタメ誌ライター)
37歳で独身。ルックスはかなりいい。自身を“やりたがり”と認めており、300人という数字は把握しているだけで、その実は、「300人を超えてから数えてない」という。
「女性に隙を与えるのは、彼なりの心理学にのっとったもの。ほかにも、怖がりの女性心理を逆手に取ったものもあります。まず、“俺は害虫が平気なキャラ”をアピール。夏の夜に害虫が出たと連絡が入ると、駆除の名目で部屋にあがり、そのまま居座る。朝まで帰らず、肉体関係に持ち込んだ成功例があるそうです」(前出・エンタメ誌ライター)
ブラックマヨネーズと指原莉乃がMCを務めるトークバラエティ番組「恋するサイテー男総選挙」(Ameba TV)では、「モテ芸人」の肩書きで何度も出演。ブラマヨと指原をドン引きさせているが、自慢の話術で納得させることも多い。
知名度も地上波出演もほぼゼロの高橋。しかし、芸能界において“クズイケメン”のジャンルは必須だ。元AKB48で、現在はアパレルデザイナーの川崎希の夫でタレントのアレクサンダーは、ヒモ夫のカテゴリーでひとつのポジションを獲得した。高橋も今後、ISSAのバックアップが得られれば、浮上のチャンスをつかむ可能性がゼロではない。このコロナ禍が明けたら地下芸人が地上に上がる時がやって来る?
(北村ともこ)