お笑いタレントの山田邦子が4月26日放送の「痛快!明石家電視台」(MBSテレビ)に出演。かつてワイドショーなどを賑わせた有名な“事件”の目撃談を語った。
この日は、番組が35周年アニバーサリーイヤーということで、11年ぶりに観客がゲストに質問する名物企画「なにをきくねん」が復活。
ゲストの山田に対し「海外での驚いた出来事は?」との質問が出ると、山田はこう回想した。
「ずいぶん前だけど、大体お正月っていったら、ハワイからロケが当たり前だったのね。夜に放送するとこっちは朝だからということで、それまで遊んで。ご褒美みたいでありがたかったんだけど。で、アラモアナショッピングセンターに行ったら、ちょうどシャネルの前で(神田)うのちゃんが、ビンタされてるところを見て」
共演者らが驚く中、さんまから「誰に?」と聞かれると、山田は少し声を潜めて「野村沙知代さんに」と答え、神田を助けようかと思ったものの、「すっごいサッチーが怖かったので逃げた」と苦笑い。さらに、その時の詳細について次のように説明した。
「バチーン!!って音だったの。でも、うのちゃんが別にひるまない。『キャー!』とかもならないで、(直立不動で頬を抑え)こうなってたんで、私もなんかこうやって(頭を下げて会釈して)帰ってったの。すごいビックリした」
さんまも「あー! あの事件の時、いたん!? ウソ! かなり有名な」と驚ていたが、ハワイで沙知代さんが神田をビンタする騒動が起こったのは1998年1月。神田は美川憲一と旅行中だった。当時、沙知代さんの夫・克也さんが監督を務めていた球団の投手と神田は破局報道直後で、偶然、沙知代さんと遭遇。野村夫妻は2人の交際に否定的だった。
当時、神田はテレビ局の取材に対し、「平手打ちされた」と明かし、これが“ビンタ騒動”として大きく報じられたが、帰国時に待ち構えた報道陣に対しては「誤解です。殴られてません」と前言撤回していた。
この事件を山田が目撃していたとなれば、さんまが驚くのも無理はないが、思えば、この頃は本当に正月にハワイに行く芸能人が多かった。
(鈴木十朗)