「お前の方がもらってるだろ!」アンガールズ田中が出演番組の“収入ネタ”に怒り

 お笑いコンビ「アンガールズ」が、4月15日放送の「やすとも・友近のキメツケ!※あくまで個人の感想です」(カンテレ)に出演。田中卓志が、自身の収入を尋ねてくる番組に対して苦情を述べた。

 同番組は、世間の人々がついやりがちな「勝手な決めつけ」をテーマに、スタジオに集まったMCやゲストが自由にトークを繰り広げる内容。田中が持ち込んだ“キメツケ”は、「番組の感想トーク、しゃべることない!」というものだった。

 田中は、「エンディングでMCの方が順番にコメントを振っていくんですけど、最後のほうになると、もうしゃべることがないんですよ。VTRの後にだいたい言いたいことは話してますから」と主張。これには出演者らも共感していた。

 その流れで田中は、最近のテレビ番組について「年収とか月収を言わせる番組ってあるじゃないですか。あれが俺、嫌なんですよ」と告白。「“月1000万円ありました”とか、若手の子に言わせて、MCの人が“えーっ!”って驚いてるんですけど、『お前の方がもらってるだろ』って思うんですよ。まず最初にお前が言ってから、若手に聞けよって」と訴えた。

 それに山根良顕も、「“お前ごときが”って聞こえるのよね、あれね。上から目線な感じがする」と同調。

 さらに田中は、これまでにも貯金について「めちゃくちゃ言わされました」と振り返り、「その後で俺がMCの人に『もっと稼いでるじゃないですか』って言ったんですよ。そしたらMCの方が“まあまあ…”って濁して、完全に編集で切られるような返しをしたんです。ムカつきましたよ。それなら“まあまあ、俺のほうが稼いでるよ”ぐらい言ってくれたほうが、お互いに斬り合って終われるから、まだいいんだけど」と熱弁。海原ともこも「確かに言わへんよね、上の人って」と納得していた。

 田中も言っていたように、特に関西出身のMCはお金の話題をよく持ち出す傾向がある。関西のバラエティー番組では、収入の話は定番のネタとなっているが、東京を中心に活動する芸人にとっては、あまり好ましい印象を持たれない場合もあるようだ。

(鈴木十朗)

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