「お、ねだん以上。」というキャッチコピーには、お客の期待を上回る価格で商品を提供するという、ニトリの企業ポリシーが反映されている。
そして今、お菓子業界で「お、ねだん以上」と評判になっている商品がある。Xでは「すまないが、これを作ったシェフを呼んでくれ」と、冗談めかす声も上がるほど美味しいと評判なのは、ロッテの生チョコレート「プレミアムガーナ アンフィニマン ヴァニーユ」だ。
パッケージには、「ピエール・エルメのアンフィニマンヴァニーユとの共演」と記載されており、みるからに高級チョコレートの雰囲気を漂わせているが、それもそのはず、ピエール・エルメは「パティスリー界のピカソ」と呼ばれるフランスの著名パティシエなのだ。その名前を堂々とプリントしているのだから、発売元のロッテとしてもかなりの自信作なのだろう。
同チョコは1月21日に発売された新商品。ガーナミルクと生チョコレートのとろけるような口溶けに、「お値段以上」「10箱買いだめした」などと大絶賛が集まっているのだ。
気になる価格は1枚5.7gが12枚入って税込397円。普通のガーナチョコに比べたら少々お高めだが、専門店のチョコに引けを取らない味を考えれば、バーゲンプライスといっていいかもしれない。
現在、口コミで評判が広まったこともあり、スーパーやコンビニでは売り切れが相次いでいるという。カカオ豆の高騰で、決して甘くない状況が続いているチョコレート業界だが、プレミアムガーナで、「カカオショック」も少しは癒やされるのではないだろうか。
(ケン高田)
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