「ミヤネ屋」との因縁発覚!? 藤井聡太七段「勝負メシの法則」と前髪ルーティン

 史上最年少のタイトル獲得から二冠達成へ。いよいよ王位戦の第3局が8月4・5日の両日にわたって行われる。

 さて、藤井聡太七段(18)の対局で盤面以上に注目を集めるのが「勝負メシ」だ。世紀の対局となった棋聖戦第三局では藤井の地元愛知県の郷土料理「みそ煮込みうどん」を食していたが、ゲン担ぎの意味合いが込められていたのだろうか。

 藤井七段に次ぐ最年少タイトル獲得の記録保持者(18歳6カ月)である屋敷伸之九段が解説する。

「『深夜まで戦うからガッツリ食べよう』や『対局中におやつがあるから軽めに済まそう』など、その日の対局をイメージして食事を注文することはあります。ただ、対局前はなるべく将棋のことに集中したいので、目についた食べたいものを注文するケースのほうが多い。藤井新棋聖の場合も深い意味はなく、食べたいものを注文しただけでしょう」

 さらに、一部のファンの間では、藤井の勝負メシにジンクスめいた話もささやかれているという。

「『情報ライブミヤネ屋』(読売テレビ)に師匠の杉本八段が藤井の勝負メシを予想するコーナーがあり、外したら勝つという奇妙な法則があります。皮肉なことに当てた対局で負けているので、今後も予想を外し続けてほしいですね」(将棋関係者)

 ランチ予想で勝敗の行方が左右されることは、藤井のうかがい知れぬところか。食事でのゲン担ぎに無頓着な一方で、髪型には高校生ならではの「ルーティン」があるようだ。

「前髪の長さを気にしています。パーマがかった癖毛なので、短く切りすぎると前髪が不規則な方向に暴れてしまう。これが気になるようです。いまだに自宅近所の美容室に通っているのも、前髪を失敗したくないからでしょう。ちなみに、将棋界の『イケおじ』こと久保利明九段も散髪のために、自宅のある大阪から地元の兵庫まで遠征しているようです。最近は藤井フィーバーで棋士がメディアに出る機会も多いので、身だしなみに注意する人が増えた印象です」(将棋関係者)

 棋聖のタイトルを獲得した翌日の記者会見には、和服で登場した藤井七段。威風堂々とした新王者の次の一手が楽しみになるばかりだ。

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