終売じゃなかったの!? 瓜二つ「ジェネリック版チェルシー」が話題

「あなたにもチェルシーあげたい」のテレビCMでお馴染みの明治「チェルシー」の販売終了が発表されたのは、今年3月4日のことだった。

 チェルシー終売が報じられると、スーパーやコンビニでは売り切れが相次ぎ、メルカリでは150円前後の10個入り1箱が2000円近い値段で売られているケースも。買えなくなるのはファンにとって残念だが、近年お菓子業界では「若者の飴・ガム離れ」が進んでおり、人気は完全に「グミ」にとって代わられた。

 そんな中、チェルシーを彷彿させる、いわばジェネリック版ともいえる「チアーズスコッチキャンディ」が発売され、SNS上で話題になっている。同商品は「飴・キャンディ造り一筋」を謳う愛知県あま市の「加藤製菓」が製造しており、パッケージにはチェルシーに似た花のイラストを使用。中には本家と間違って購入する人もいるようで、「思わず二度見、三度見したキャンディ」として人気になっているのだ。

「チアーズスコッチキャンディは『濃厚ヨーグルト味』を展開しており、チェルシーの『ヨーグルトスカッチ』と食べ比べてみると、よりスッキリとした味わいで食べやすい。全く同じ味というわけにはいきませんが、商品名のとおり方向性はかなり似ており、終売したチェルシーの代わりに食べても十分に満足できるでしょう」(フードライター)

 それでも、どうしてもチェルシーでなければダメだという人は、8月10日から北海道限定でチェルシーが販売されている。ただし、こちらの商品の販売元は「明治」から北海道内に本社がある「道南食品」に変わっており、中身も生食感のソフトキャンディーにリニューアルされているため、かつての味に慣れている人はビックリするかもしれない。

 興味のある方は「味比べ」してみてはいかがだろうか。

(ケン高田)

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