元体操日本代表で二度の五輪でメダルを獲得したタレントの池谷幸雄が7月30日、「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)に出演。パリ五輪に出場した中国の男子体操選手を「こいつ」呼ばわりして大ヒンシュクを買った。
7月29日、パリ五輪の体操男子団体決勝で日本は最終種目の鉄棒で中国を大逆転。16年のリオデジャネイロ五輪以来、2大会ぶりの金メダルを獲得した。鉄棒で大逆転できた要因は日本の3選手が完成度の高い演技をしたこともあったが、同組で回った中国の選手が2度落下したことも大きかった。
番組では池谷がリモート出演。落下した中国人選手について「落下する前に入りの時点でちょっと失敗している。おかしいんですよ、はい。素人目にはあまりわからなかったと思うけど、いきなり(鉄棒に)飛びついてちょっとおかしかった、入りが」と指摘。続けて「“こいつ、緊張しているなぁ、やっぱり”と思ったら、案の定、落ちて」と、自らの予感が的中したことを語ったのだ
池谷に悪気はないと思われるが、相手国の選手を「こいつ」としたことにネット上では《中国の選手に対して失礼すぎる》と大ブーイングが起こったのだ。
「『こいつ』に加えて『案の定、落ちて』というのも、解説としてはやや乱暴すぎたのでは。今回の体操男子の活躍により池谷はメダリストとして一時的にひっぱりだこ状態となり、こんなことは自身にとっても久々のこと。少々はしゃぎ過ぎたのかもしれません」(テレビ誌ライター)
もしくは、テレビ出演時の言葉遣いを忘れてしまったか。
(石田英明)