「本当にキモイ」投稿が物議!ガラ空きなのに隣に座る「トナラー」への対処法

 ガラガラの店内や車内で、他にも座るスペースが沢山あるにもかかわらず、隣に人がきたという経験をしたことはないだろうか。

 このように電車やバス、カフェや駐車場などで、誰かがいる場所の隣にわざわざ位置取る人のことを「トナラー」と呼ぶ。席はいくらでも空いているのだから、そっちに座ればいいと疑問に感じた人も多いだろう。

 今年4月には、とある女性が特急列車の自由席に乗車中、ほかの席が空いている状況で隣席に男性客が乗ってきたとXに投稿。「本当に男キモイ」とつぶやいたことで、賛否両論が飛び交った。男性側からしてみれば、隣に座るだけでまるで痴漢扱いされているようで決して気分は良くないだろう。一方、女性側が、わざわざ隣に座ってきた男性になんらかの下心があるのではないかと不安を感じてしまうのも致し方ないかもしれない。

 ではなぜ、人は「トナラー」と化してしまうのか。人間の行動心理に詳しいライターが解説する。

「トナラーを不快と思うのは、自分のテリトリーを他人に侵されたと感じることが一番の理由です。ところが、中にはそのような人の気持ちに無頓着で、とにかく自分が『ここに座りたい』という意識だけで行動する人もいます。そういう人は下心などはありませんから、一方的に否定されると頭にくるのは当然でしょう。なので、ハナから疑うのではなく特別な意図がないと思えば、もう少し寛容になれるのではないでしょうか」

 駐車場でのトナラーの場合は、隣の車を目安にすることで、白線内にまっすぐ停めやすくなるという意見もある。どうしてもトナラーを来ないようにしたいなら、自らが移動するか、駐車場なら離れた端っこのエリアに停めるしかないだろう。

(ケン高田)

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