「血の付いた絆創膏」を貼る!ビニール傘の「盗難対策」劇的に有効な方法はこれだ

 今年の梅雨入りは平年より遅く、九州北部から関東地方にかけては、降ったり止んだりの日が続き、6月17日になっても関東甲信はまだ梅雨入り宣言が出ていない。

 ただ、こんな時期に重宝するのは「ビニール傘」だろう。かつては「使い捨て」のイメージが強かったが、最近は親骨にグラスファイバーを使用する「耐風ビニール傘」なども販売されており、長く愛用する人も多い。

 一方で、「ビニール傘あるある」なのが、飲食店などで、店から出ようとしたら自分のビニール傘がなくなっていたという経験。もともとビニール傘には安価なイメージがあることから、ちょっとした拝借気分で持ち去ってしまう輩がいたり、同じようなデザインなので間違ってしまうケースも少なくない。

 そんな中、SNS上では、何度もビニール傘を盗まれ悔しい思いをした人たちから、様々な「盗難対策」が紹介されている。キーワードは「仕掛け」だという。行動学研究者が解説する。

「まず、購入したそのままのビニール傘は1番盗まれやすい。名前を書いたシールや輪ゴムなどを巻き付けるだけでも盗まれる可能性は低くなります。また『警視庁』『○○警察署』などと書かれたシールで、相手に法令遵守を意識させることも効果的です。取り間違いを防ぐために、『アンブレラマーカー』という小さなキーホルダーを付けておくのも有効ですね」

 他にも、「血の付いた絆創膏」を貼るというやや過激な裏技もあるようだが、要は一瞬でも「持って行ってもいいか」という気持ちを抑制させ、「自分の傘ではない」という気づきを与えることが重要なようだ。

 これまでいくつもビニール傘を盗まれた経験のある人は、1度試してみるといいかもしれない。

(ケン高田)

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