ドジャースの大谷翔平がロサンゼルスに約12億円の豪邸を購入したことが話題になっている。大谷は4月にもハワイに約25億円の別荘を購入したことが報じられたばかり。2棟合わせると約37億円という「お買い物」に、ファンの間では「金銭感覚がぶっ飛んでる」との声があがっている。
もっとも、米経済誌「フォーブス」の過去1年間で稼いだスポーツ選手のランキングによると、大谷の「年収」は約132億5000万円。加えてド軍との契約金が「後払い」とはいえ、1000億円を超える大谷にとっては、37億円の出費など、庶民がiPhoneを1台買うくらいの感覚かもしれない。
ただ、その一方でやや「大谷らしくない」言動も報道されている。「週刊文春」によれば、大谷は、昨年3月に開催されたWBCで、チームメイトと食事中、ハワイに投資用の別荘があることを明かした上で、「一棟、ニーゴーでどう」などと、購入を持ちかけたという。これまでお金には固執せず、どちらかというと無頓着なイメージが強かったが、金銭感覚が変わってしまったのか。
「やはり水原一平被告の事件が1つのきっかけになったのでしょう。いくら大谷とはいえ、いつの間にか約24億円が消えていたのですからショックだったはずです。ならば目に見える物件にお金を落としたほうがマシと考えのでは。ロスに購入した3階建て約206坪の豪邸は、妻の真美子さんのためのバスケットボールコートが完備され、入り口には『犬に注意』の看板も設置されています。金銭感覚が異常になったわけではなく、むしろ妻とデコピンとの生活を考えた堅実な投資といえるでしょう」(スポーツライター)
大谷のお金の使い方は、野球とプライベートを盤石なものにするために必要不可欠なものだった、ということなのかもしれない。
(ケン高田)