グリコの人気商品「ドロリッチ」が復活!?セブンの「新デザート飲料」にファンが大注目

 2009年に大ブームになり、年間売上高100億円を突破した江崎グリコの「ドロリッチ」。2019年に生産を終了していたが、この人気商品が「実質復活」したと、ファンの間で大きな話題になっている。

 ドロリッチは江崎グリコの傘下企業であったグリコ乳業(現在は解散)が2007年に販売を開始したデザート飲料で、「新感覚の飲むスイーツ」というコンセプトで大ヒットした。クリームとゼリーの2層が混ざり合うことで独特の食感を生み出しており、デザート飲料の先駆けとなった。

 ただ、発売当初は220グラムで150円だったが、その後、価格据え置きのまま200、180、120グラムと内容量を減らしていく「ステルス値上げ」を繰り返したことで、ロイヤルユーザーから総スカンを食らってしまった。結果、販売が終了したわけだが、そのドロリッチが「実質的に復活した」という。どういうことか。

「実は、5月21日からセブンイレブンから同様の商品が新発売されるのです。商品名は『セブンプレミアム のむカフェオレゼリー』で、価格は240mlで192円。パッケージにはコーヒーゼリーとミルクが混ざったドロリッチ風の写真が使われており、かなり酷似していることもあって、ファンの間で『実質的な復活だ』と言われているんです」(グルメライター)

 元祖ドロリッチは、その独特の食感と引き換えに、1本あたり197kalの高エネルギーがネックになっていた。セブンイレブンの新製品も「復活」だからかどうか、同じく195kcalだという。「そこは同じにしなくても」という意見もあるようだが、発売と同時に「懐かしの味」を確かめるファンも多いことだろう。

(ケン高田)

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