3月28日～4月4日の1週間にAsageiBIZで配信し、大きな反響を呼んだ記事をBEST5まで紹介する。第5位は、情報番組のMCを務めていた新井恵理那の降板劇。産休から一度も出演することなくフェードアウトアウトとなった内幕に切り込んだ。（初公開は3月30日）
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3月29日放送の「グッド！モーニング」（テレビ朝日系）で、メインキャスターを務めていたフリーアナウンサーの新井恵理那が降板することが発表された。
番組の最後、メインキャスターを務める斎藤ちはるアナが「出産のため、番組をお休みしていた新井恵理那さんが、番組を離れることになりました」と報告。「お子さんが生まれ、母親になり、子育てをしていく中で、早朝の番組に出演し続けることが難しく、新しい働き方を探っていきたいというお考えから、新井さんから降板の申し入れがありました」と説明していた。
新井は2015年3月から同番組に出演し、20年3月からメインキャスターを担当。23年4月に一般男性との結婚と妊娠を報告し、同年6月30日放送を最後に産休に入り、10月に第1子出産の報告をした。
番組内での発表より前、3月5日更新のインスタグラムで新井は番組を去ることを発表していた。そこでは「中途半端に戻るのではなく、わたしはわたしで、新しい働き方を探っていきたいと思うに至りました」「番組のご厚意で戻れる可能性も残していただいているようなのですが、安定感のあるフレッシュな顔ぶれがいきいきと番組を作っているのを見て、気持ちが固まりました」などと綴っている。
新井の進退を巡っては、3月10日配信の「NEWSポストセブン」が降板は番組側の意向であると報じた。新井はプロデューサーや上層部には丁寧に接するが、現場の若手にはかなり厳しく接するとも伝えられ、番組側は新井をフェードアウトさせる予定だったという。
降板は新井の意向なのか、番組側の既定路線だったのか。実際のところはわからないが、番組での卒業報告に一部ネット民からは《本来なら番組に出てきて、ひと言、自分の口から話して、最後に花束なり渡して終わりって流れだけど、それすらない》《最後くらい少し顔出しして、自分の口から説明すればよかったのに》などと不満の声が飛び、本人不在の降板劇に違和感があったようだ。
「新井は2020年2月の『Yahoo!ニュース』の取材で、『降板を卒業と言い換えても、次の仕事がなくなるシビアな状況に陥るだけ。言葉でごまかさないでほしい』と語っています。また降板の際、悔しさから贈られた花束を自宅の床に思い切り投げつけたことも告白。降板した番組も見ないそうです。『グッド！モーニング』に生出演して最後の挨拶をしなかったのもあまりにも悔しく、自身の意地とプライドが許さなかったのだと思います」（芸能記者）
大学時代、キー局のアナウンサー試験を受けて4社とも全敗しながらも、19年にはテレビの出演本数女性部門1位に輝いた新井。負けず嫌いを発揮し、今回も巻き返しを期待したい。
（石田英明）
