ドジャース・大谷翔平の今季第1号がようやく出たのは開幕から41打席目、9試合目のジャイアンツ戦(現地時間4月3日)。開幕から40打席ノーアーチは自己ワーストだ。
大谷は今季、二刀流を封印して野手に専念。「2番・DH」でフル出場していたがなかなか一発が出ず、ファンをヤキモキさせていた。
大飛球が見られないのは、打球角度が小さくなっているのが原因だった。
昨季の大谷の平均打球角度は13.2度だったが、今季は初アーチ(打球角度24度)が飛び出すまでは、わずか7.5度。この数字は日に日に減少しており、このまま球が上がらなければ、“あの数字”に並んでしまうと懸念されていた。
スポーツライターが語る。
「“あの数字”とは、前通訳の水原一平氏が違法賭博に送金したという“6.8億円”のこと。実は一部ファンの間で大谷の打球角度がどんどん6.8に近づいていると話題になっていたのです。あと数回ゴロを打って0.7度下がれば、水原氏の送金額と同じになるというわけです」
縁起でもないが、これが「一平の呪い」としてネット上で、まことしやかに囁かれていたのだ。
この不吉な数字を、特大の一発で打ち消してみせた大谷。打球角度も体調も気分も、今後どんどん上昇していきそうだ。
(ケン高田)