台風でも出社! 内山信二のストイックな「仕事論」に賛否

 タレントの内山信二が9月10日放送の「バラいろダンディ」(TOKYO MX)に出演し、ストイックな仕事への姿勢をアピールしている。

 台風15号が関東一帯を襲い、様々な交通機関が麻痺する中、必死に定時で会社へ出向こうとする人々についての是非が話題に上ると、内山は「どちらかというとピンチの時にチャンスがあると思っている人間なので」とし、台風でも出社すべきと主張。今回の台風15号襲来時にも内山は寝ずに朝6時から携帯電話を握りしめ、タレントの突然の出演キャンセルによって自身に仕事の代役オファーが来ないかを待ちわびていたという。

 また、過去には「とあるタレントさんが病気になって、急遽、前日の夜中に“朝一で名古屋来られますか?”って電話がかかってきたことがあった」という棚からぼた餅のオファーがあったとも振り返り、すぐに名古屋へ向かったところ、業界内に“内山はいつでもアポOK”との評価が広まったと説明している。

「今回の台風15号では『ずっと待っていたのに携帯は全然鳴らなかった』とオチを付けた内山ですが、子役時代から長きにわたって芸能界で生き残り続ける為のストイックさは大したもので、たしかに台風や大雪などのイレギュラーな事態は人気が下降気味のタレントにとっては思わぬチャンスを得られるかもしれません。しかし、特殊な生業ともいえるタレントという職業を、一般企業で働くサラリーマンと一緒くたに語ったことでネットからは『フリーランスや自営業には当てはまるが、普通の会社員には当てはまらない』『会社員を経験してから言ってくれ』『ごめん、サラリーマンや一般企業に勤めてから物申してくれ』『タレントと一般会社員を一緒にしちゃダメ』との反論が相次ぎ、『災害級の時は別物では?何か勘違いしてるような気がします』『まず安全第一』という指摘もありました」(芸能記者)

 内山からすれば、どんな時でもチャンスを逃さずに貪欲であれ、という趣旨だったのかもしれないが、共鳴よりも批判の声が優勢となったようだ。

(木村慎吾)

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